


明日の午後6時にカザフビザを受け取るまでパスポートがない為、
うろうろと街を歩いて警官に職質を受けると、面倒な事になる。
事情を説明をしても、しつこく待たされ時には賄賂を要求される。
キルギスはまだましらしいのだが、ウズベク、カザフはほぼ100%
賄賂を要求されるので、パスポートすら提示しないほうが良い。
そんな状況の中あまり行動的にも動けないので、オーナーさんと
娘さん達とで近所へドライブに行き、公園で遊んだりする事にした。

キルギスはこの3日位の間に驚くほど気温が下がり、
公園には落ち葉が目立ち、秋が足を速め迫っている。
南の高い山では既に雪が降ったらしく、朝晩の冷え込みは厳しい。
定員をオーバーし、床に寝袋を敷いて寝ている旅人もいるのだが、
その中の数人は僕も含め少々体調を崩しているようだ。
さくらゲストハウスの看板娘「さくらちゃん」「そらちゃん」も
風邪をひいているようだが、流石に遊びたい盛りの子供だけあって、
鼻をたらしながらも楽しそうにブランコや滑り台ではしゃいでいる。
まだ小さい子をあやしながら遊ばせるオーナーさんを見ていると、
育児の大変さと過酷さが見て取る事が出来るのだが、
お互いが楽しそうに笑う瞬間を垣間見た時、そこにある幸せを
おすそ分けされたような妙にうれしい気分になるのだった。
キルギスは『ビシュケク』であっても、それほどゴミゴミしていなく、
交通量はそれなりに多いものの、街全体に生える街路樹のせいか、
自然をごく身近に感じながら生活する事が出来る。
実際に20分も車を走らせれば山の裾野までたどり着き、
あっというまに一面の牧草地帯へと景色が一転するである。
キルギスに住む人達のおおらかさは、こんな環境によって育まれ、
また遊牧民族としてあちこちを旅しながら生きてきた事により、
様々な事に寛容で人懐っこい人格が作られたのかと思える。
『ビシュケク』には特に見所や、これと言ってやる事も無いのだが、
彼らの生活リズムがゆっくりとしている為だろうか?居心地が良く、
何をせずとも焦らずに、のんびりとくつろいでしまうのであった。

↑公園で遊ぶ「さくらちゃん」「そらちゃん」。
姉妹で全く別の性格をしており、お姉ちゃんは特にわんぱくです。

↑何故か今日のレートの看板を見ながら話し合っていた少年達。
ビシュケクには両替屋が多くあり、毎日レートが細かく変わります。
米ドルやユーロ、中国元、中央アジアの通貨、トルコリラなど、
対応している通貨は様々で、昔から多くの外国人が訪れ、
また今尚交易が盛んな事が見て取れます。

↑学校帰りでバスを待つ女の子達。制服は白黒でメイド服の
ようなものが多く、頭には大きな白いリボンをつけたりします。
男の子の制服は、日本のブレザースタイルとは少し違って、
スーツスタイルが主流です。黒のピンストライプでサイドベンツの
スーツを着こなしている小学生は、やはり少し大人に見えます。
↑あさって辺りにキルギスの自然公園へと足を運びます。