何年雪を頂く天山山脈の支脈キルギス・アラ・トーからは、
年間を通して豊富な水が川となって流れ落ちる。

ビシュケクの街は旧ソ連時代の都市計画下に作られた。
道路が整然と四方にのび、同じようなビルが並ぶ近代都市だが、
アラ・トーから流れる水を利用することで、大きく立派な街路樹が
街の全てに張り巡らされ、幹は太く背は30mを超えて伸び続け、
まるで街が森の中に埋もれているようにも思える。

標識や商店の看板などは、あまりにも存在感のある街路樹に隠れ、
地図を頼りに目的地を探していても、見つけるのは困難である。

「街全体が大きな公園のようだ。」

と、言われるのも、ここビシュケクを歩くと容易に頷く事が出来る。

更にビシュケクでは浄水施設も充実しており、
旅先では珍しく水道水を直接飲む事が出来るので、
毎日水を買わずに済む分、金銭的に相当助けらせそうだ。

水によって生かされている生命だが、森はより多くの水を必要とし、
街が森と一体化し共存している都市は、水路と言う血管に
水が巡る事で生かされている一つの生命体であるのかもしれない。

現在ビザ取得中で、パスポートをカザフ大使館に預けている為
あまり大胆に動く事は出来ないでいるのだが、ビザが取れ次第
この水の源を訪ねに『ビシュケク』の南方へと足を踏み入れようと思う。

登山の装備は十分ではないものの、今のシーズンであれば
それほど大げさな物も必要ないらしく、とりあえず体調だけは
整えておこうと、今日は胃にやさしい食事を摂るのだった。

ビシュケク04

ビシュケク03

ビシュケク02

ビシュケク01


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