キルギスは国土の94%が1000m級の山地であり、
更にその40%は3000m以上の高山である。

牧草が茂り緩やかでどこまでも続きそうな山に、
数え切れないほどの山羊や羊がのんびりと群れをなす。
日が落ちだすと山々はオレンジと黒のコントラストを強め、
ダイナミックな砂丘の中を走っているようにも思える。

また一旦3000m級の山へ臨むと、切り立った岩山が
遥か上空を突き上げ、道はその間を縫うように延々と続く。
気が遠くなる程九十九折に絡まる山道を見上げ、
何度も休憩を繰り返しては、自転車を押して前へと進んだ。

思ったよりも小さな町が多く、軽食や水を容易に補充できる。
人々は老若男女問わず僕が乗る自転車を見ては、
手を振り、大声で声をかけたり、口笛を吹いたりする。

雄大な自然と遊牧民のおおらかさとを感じながら、
『ビシュケク』までの650kmを走り続けるのだった。

ジャララバート01
道路の看板はかなり見づらいです。
ジャララバート03
ジャララバート中心部のバザール
ジャララバート02
小さな町や村が道標のように点在します。

しかし。。。

出発前『オシュ』でナンの中に野菜や肉を入れて焼いた
『サモサ』を食べた時に喉を火傷して熱が出た。
同部屋のアメリカ人から風邪をうつされたようにも思ったが
そのまま走り出し、途中の『ジャララバート』と、言う街で
『シャシリク(串焼き肉)』を食べたら、油で胃がもたれ
熱も上がり3日間全く食欲がなくなる。

それでも少しずつ自転車を走らせ峠を越えては、
キルギスの広大な景色を楽しんでいたのだが、
『キルギス・アラ・トー』と、言う山脈に臨み
最後の峠のてっぺん辺りに着た頃、体調が悪化。
道で座り込んでいたのだが、日も暮れ始め気温も下がり、
「これは結構やばいかも…」と、思いヒッチハイクをする事に…
運良く乗せてもらう事に成功し『ビシュケク』へと着いた。

体調はまだ回復せず食欲もないのだが、
『さくらゲストハウス』と、言う日本人が経営する宿に身を置き、
ビザ取得の関係で10日程滞在する予定なので、
のんびりと気長に体力の回復を図ろうと思うのだった。

ヒッチハイク04

ヒッチハイク01
ヒッチハイクでご一緒することになったご家族。
突然の事にも温かく受け入れてもらいました。
ビシュケクに着き、彼らのマンションで荷物を
下ろすのを手伝ったところお茶をご馳走になりました。

ヒッチハイク03

ヒッチハイク02
こんな峠でひろわれました。。。


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↑ネット環境は相変わらず良くないですが、また少しずつレポートします。
ヒッチハイク後はビシュケクまで100km以上下り坂が続き、
体調が良く自転車で走ったら、さぞかし気持ちよかっただろうな~
と、悔しさが残ります。。。