庫車イスラム街03

ウイグル族を中心に、多くの民族が共存する『庫車(クチャ)』を歩くと、
商店の看板はウイグル語で表記され、民族ごとにデザインの違った
色鮮やかな衣装や帽子を身に着けている人々を目にする。

『クチャ』の中心部は開発が進み近代化されつつあるのだが、
少し外れると、そこには典型的なシルクロードの農村風景や、
イスラム文化を色濃く反映する集落が点在する。
中心部から西へ少し進むと、『クチャ大寺』と、言うモスクを中心に、
イスラム街が形成され、バザールは多くの人や車で賑わっていた。

中国式の民家とは違い、家の壁や門には個性的な色彩感覚で
細かい意匠が施され、イスラムの宗教観を表現している。
女性が頭に巻いているスカーフは色鮮やかで誰一人同じ物はない。
羊飼いの老人は数十頭の羊を鞭を使い自在に操りどこかへ導き、
大きな幹線道路からはいくつもの小道が枝分かれし、
石畳の路地と土レンガの外壁が、趣き深い雰囲気を醸し出していた。

庫車イスラム街04

庫車イスラム街02

庫車イスラム街01

庫車イスラム街05

庫車イスラム街11

ここに立つと『東トルキスタン共和国』が実際に設立されており、
中国を離れ国境のあやふやな国へと足を踏み入れた感覚を得る。

カメラを片手に街を自転車で散策していると、
人だけでなく彼らが作り出す街全体にも表情を感じ、
全てがフォトジェニックであるようにも思える。

居心地の良い『クチャ』の街も明日には出て更に西を目指す。
『カシュガル』までは天山山脈の南側とタクラマカン砂漠の
北部に挟まれて国道314号線が1000km以上続く。

砂漠ばかりの風景では飽ると思い、少しルートを北部へ変更し、
まずは300km先の『阿克蘇(アクス)市』を目指そうと思う。

バザールのあちこちでは『ナン』が次々と焼き上げられ陳列されている。
どんな旅路になるかは分からないので、非常食としても
明日の昼食としても重宝する大きめの『ナン』を吟味して買い、
再び街をのんびりと眺め風景を楽しむのだった。

庫車イスラム街08
↑自転車に乗っていた二人組み。スピードメーターに興味津々でした。
庫車イスラム街10

庫車イスラム街09
↑こちらも自転車少年。やはりスピードメーターが気になってます。
写真を撮られるのが好きで、結局ホテルの前までふらふらとついてきました。
こちらの人は大体一言めに「これいくら?」と、値段を聞いてきます。
庫車イスラム街06

庫車イスラム街07
↑民族衣装を身にまとうウイグル族の女の子。


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↑今日は久々にマッサージでも行こうかと思ってます。