コルラ周辺に広がるタリム油田には豊富な石油が眠っており、
砂漠のあちこちではいくつもの新たな油田が開拓し掘られ、
『コルラ』は「新疆のサウジアラビア」を目指し急速に発展している。
街の中心部を流れる『孔雀(コンチェ)河』の周辺では、
高層マンションや高層ビルがいくつも建設されていて、
工業化も進み、中国東部から漢民族も多く入ってきている。
これからしばらくは工事の手が休まる事は無いように思える。

コルラ04

コルラ03


そんなエネルギーの恩恵を受けコルラは現在好景気であり、
街を歩く人々の表情は明るく、物乞いの姿を目にする事も無い。
子供達も色々なおもちゃを手に、広場や公園で楽しく遊んでいる。

天然資源は人類共有の財産であり、
回りまわって世界中で使われるとは言え、
その恩恵までは平等に共有出来るわけではなく、
貧富の差が生まれる原因になっている事実がある。

我々はそれらがいずれ底をつく事を知りながら小分けに使い続け、
次なる新たなエネルギーを確保するための施策を考えている。
TERU-TERUprojectでは、自転車とジュースバッグで世界を回る。
と、言う出来るだけクリーンエネルギーを使っての旅をしているのだが、
宿でテレビを観たり部屋の電灯などを点ける時などは
スイッチを押し太陽電池以外の電気を使わざるをえない。
PCやモバイルやデジカメなどの電気製品は太陽電池で賄えたとしても、
まだまだ全ての電気をクリーンエネルギーでまかなう事は出来ない。

「一リットルの水をめぐって戦争が起きる。」と既に言われている中、
『eco』がエネルギーの使用量を減らすだけの延命治療で終わせない為にも、
早急に新たなエネルギーを確保する必要がある事を改めて考えさせられた。

公園で何も知らず楽しそうに遊んでいる子供達を見ていると、
『コルラ』が「新疆のサウジアラビア」を目指しながら発展を続けるよりも、
天然資源を有効活用しながら、クリーンエネルギー確保にも尽力する
新たな形の模範的な都市になってほしいと願うのであった。

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コルラ05

巴音郭楞蒙古自治州
↑市内中心部の広場に建つ、巴音郭楞蒙古(バインゴリン・モンゴル)自治州
独立50周年記念のモニュメント


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↑新疆は他の中国の地域よりも物価が若干高いです。