『敦煌』を出発し2日目、
国道312号線と215号線の交差点から
北に5kmの所にある『紅柳園』と、言う小さな町にいる。
昨日『敦煌』を出発してから本当は50km先の
『西湖』と、言う村を目指したのだが、着いた時に
体力が余っていたのと、時間的に余裕があった事、
西湖と、言う湖が存在するわけではない事、などの理由の為、
水を買い足し、少々の休憩をしただけで再び走りだした。
外はむせかえる様な暑さで、遠くには蜃気楼が浮かび、
軽い向かい風の中緩やかな上り坂をゆっくり進むのだが、
『西湖』の村を通り過ぎた事を夕方過ぎには後悔する事になる。
思いのほか距離を延ばせず、周囲には何もない状態が続く。
時速10kmで10時間ほど走り、水も底をつきそうになり、
体力的にも限界を迎えている事に気付き、
山の裏側で真っ赤に燃え盛っていた夕日も鎮火寸前だった為、
野宿を決行。国道沿いの砂の砂漠で一夜を過ごす事にした。
しかし設営完了後すぐに水が底をついてしまう。
テントの中で休むのだが、喉の渇きが尋常ではなかった僕は、
真っ暗な国道を走る車を止め、水をもらうべく、
自転車のライトを外し手に持って国道に立ち、
水を恵んでもらうためのヒッチハイクをした。
数台の車が通り過ぎる中、約20分後にようやく、
荷台に6,7頭のロバを乗せたトラックが停まってくれて、
そこにいた親子からペットボトル1本分の水をもらう事が出来た。
水がある事でこんなにホッとした事は今までにない。
我慢すれば一晩くらい乗り越える事は可能だが、
この一本の水で助けられた事は事実。
想像しえないことが起きるのが旅であり、
そうした状況のなかで出会う
人の優しさに助けられるのが旅である。
悠久のシルクロードの第三幕は終わりをつげ
明日からは、長い長い中国の旅を締めくくる
『新疆ウイグル自治区』に入る。
TERU-TERUの旅は続く…


←PCが不慮の事態に陥りネットカフェから更新しています。
国道312号線と215号線の交差点から
北に5kmの所にある『紅柳園』と、言う小さな町にいる。
昨日『敦煌』を出発してから本当は50km先の
『西湖』と、言う村を目指したのだが、着いた時に
体力が余っていたのと、時間的に余裕があった事、
西湖と、言う湖が存在するわけではない事、などの理由の為、
水を買い足し、少々の休憩をしただけで再び走りだした。
外はむせかえる様な暑さで、遠くには蜃気楼が浮かび、
軽い向かい風の中緩やかな上り坂をゆっくり進むのだが、
『西湖』の村を通り過ぎた事を夕方過ぎには後悔する事になる。
思いのほか距離を延ばせず、周囲には何もない状態が続く。
時速10kmで10時間ほど走り、水も底をつきそうになり、
体力的にも限界を迎えている事に気付き、
山の裏側で真っ赤に燃え盛っていた夕日も鎮火寸前だった為、
野宿を決行。国道沿いの砂の砂漠で一夜を過ごす事にした。
しかし設営完了後すぐに水が底をついてしまう。
テントの中で休むのだが、喉の渇きが尋常ではなかった僕は、
真っ暗な国道を走る車を止め、水をもらうべく、
自転車のライトを外し手に持って国道に立ち、
水を恵んでもらうためのヒッチハイクをした。
数台の車が通り過ぎる中、約20分後にようやく、
荷台に6,7頭のロバを乗せたトラックが停まってくれて、
そこにいた親子からペットボトル1本分の水をもらう事が出来た。
水がある事でこんなにホッとした事は今までにない。
我慢すれば一晩くらい乗り越える事は可能だが、
この一本の水で助けられた事は事実。
想像しえないことが起きるのが旅であり、
そうした状況のなかで出会う
人の優しさに助けられるのが旅である。
悠久のシルクロードの第三幕は終わりをつげ
明日からは、長い長い中国の旅を締めくくる
『新疆ウイグル自治区』に入る。
TERU-TERUの旅は続く…

