実は昨日は雨で、蘭州ラーメンを食べ歩く以外は、
ほとんど何もしていません!
そして今日は待望の晴れ!とはいかないものの、
なんとか雨が上がり、自転車で市内を観光する事ができました。
蘭州には見どころが沢山あるのですが、まず向かったのは
『中山橋』
黄河で最も上流にかけられた橋で、
「黄河第一橋」とも呼ばれています。
普通に見ればただの鉄橋なのですが、
昔は船で対岸まで渡っていたところに橋をかけると言う、
なんとも大胆でクリエイティヴな発想をした事に感動します。
上流に位置する事と最近続いた雨のせいか、
水かさが上がっており、流れもかなり早く、
悠然と流れる大河と言う感じではなかったのですが、
どこまでも続く茶色い流れを見ていると、
河が流れていると言うよりは、地面が無軌道に波打ちながら
スライドしているような錯覚を覚えます。

↑橋の周辺には「記念写真屋さん」のおばちゃんが待ち構えています。

↑橋の上からしばらく黄河を眺めています。
そして昼食にまたまた「牛肉面」を食し、
次なる目的地『五泉山』へ!
「漢代に武将霍去病の軍が匈奴征伐の途にあった際に水不足に陥り、
この地で5本の剣を刺すと五つの泉が湧き出した。」
と、言う伝説が残る場所で、今は動物園や遊園地も入った
「五泉山公園」と、して蘭州の観光名所となっています。
市内は大都会の為、人も車もバイクもバスも非常に多く、
それらすべてが我先にと突っ込んでくる状況の中、
もうすでに中国式の無秩序走行に慣れた僕は、すいすいと進みます。

↑五泉山の入り口!

↑入山料6元と、中国の観光地としては良心的な値段です。
蘭州市の南に壁のように大きくそびえる五泉山は、
蘭州市内のどこからでも確認する事が出来ます。
山の急な傾斜に沿って幾つも残る漢明代のお寺と
それらを繋ぐ石段や路地は情緒にあふれており、
寺や泉を見ると言うよりも、山全体が
一つの建築物と化しているように感じました。
『噴泉』、『恵泉』『甘露泉』、『菊月泉』、『摸子泉』の順で
全ての泉を見て回る事が出来ました。
中にはかなり分かりにくかったり、
枯れている泉などもあったのですが、
ここに流れている水はとてもきれいで透明度が高く、
そのまま汲んで飲めるのではないかと思うほどでした。

↑5泉の一つ『恵泉』

↑水は本当に透き通っておりきれいです。

↑水場に置いてある飛び石をわたって進みみます。

↑どうやって作ったのか、いつ壊れるか心配な階段。
上に昇につれて、本当に恐怖心がわきあがってきます。

↑いくつかあるお寺の中でも珍しくチベット仏教のお寺。

↑色紙にはびっしりとお経が印刷されています。
湧水が出ている場所では水を汲んでいる人がいたので、
その水を飲んでみたのですが、冷たく濁った味もなく
さっぱりとしたおいしい水でした。
この水でお茶を入れ、武将霍去病の軍も地元の人や旅人も喉を潤わせ、
一時の休息をとった事でしょう。
日本でも「弘法大師が杖で地面を叩いたら水が出た!」
とか言う伝説の水が多々ありますが、中国にはその何倍も
そういった場所が残っているのだろう。
と、思いを馳せ景色を眺めていました。
湧水を飲んだ事で、このまま腹をこわさない事を祈り山を降ります。
明日は出発の予定なのですが、どうも天気が悪そうです。
この辺には梅雨がないはずなのですが、最近は雨が多いです。
まあ焦っても仕方がないので、雨が降ったらあと2泊くらいしようかな~
そしてまた蘭州ラーメンを食べ歩くのでした。