レム姫の小説+α -25ページ目

レム姫の小説+α

BUMP OF CHICKENと小説好きなら見てみてくださいっ!!
でもでも、好きじゃなくても見てみてくださいっ!!

……2日前の今頃にタイムスリップして……。
そう願った。

「玲美、お母さん今から買い物行くから」
お母さんの声でハッとし、時計を見る。
6時……。
時計を見てわかるわけないじゃん、と思い直し、お母さんを呼ぶ。
「何、玲美」
お母さん、イライラ中。
「あのさ、今日何日だっけ?」
「今日は5日でしょ、それくらいで呼ばないでよね」
とイライラしながらお母さんは買い物に出ていった。
うん、タイムスリップ成功。
ちゃんと2日前に戻れた。
じゃあ……、宏樹の所に行きますか。

タイムスリップ出来た私は、外に出、宏樹の家に行くことにした。
宏樹の家は近くで、お母さん同士も仲が良いため、ちょっとしたことなら直ぐ許してくれる。
だから、家に上がらせてもらうなんて楽勝な訳で。
ピンポン♪
私は宏樹の立派な一軒家のチャイムを鳴らす。
するとすぐに宏樹のお母さんが顔を出した。
「今晩は、玲美ちゃん。宏樹に用?」
「はい、そうです!!」
元気良く答えると、宏樹のお母さんはにっこり笑い、私を家に上がらせてくれた。
私は急いで階段を上がり、宏樹の部屋に直行する。
そして勢い良くドアを勝手に開ける。
「宏樹っ」
私が大声で呼ぶものだから、宏樹は、ビックリして飛び上がってた。
宏樹。
華奢で、脚がめっちゃ長い。
髪はうっとうしくないくらいの丁度良い長さで、イケメンを引き立たせている。
良いよね、そんなイケメンが彼氏の奈那子は。
まぁ、奈那子も可愛いからね、元気だし。
「おい、どうしたんだよ、玲美」
「あのさ、メール見せて」
私が睨みながら言う。
「はぁ!?嫌だよ」
「内容は見ないから」
と私は宏樹に歩み寄る。
すると宏樹は観念して携帯を私に差し出した。
宏樹が私に、ほら、見ろよと言うように挑戦するような目を向ける。
私は携帯を取る。
そしてメールの履歴を確認する。
あれ、奈那子以外の名前無い……。
「ごめん、宏樹。最近返信遅いからって奈那子が心配してたから」
私がちゃんと説明すると宏樹はカッコいい顔を笑顔にし、
「俺が浮気なんてするかよ、奈那子が一番可愛いって思ってんだからさ」
……羨ましいなぁ、奈那子。
「そっか、そうだよね。ごめんね、宏樹」
「良いよ、もう帰るんだろ」
と宏樹は急かす。
そして私は家に帰り、タイムスリップを終わらせた。