過去から帰って来た私は、すぐ奈那子にLINEをした。
「奈那子」
すぐに返信が来る。
「どうだった?」
「あのね……」
と私は宏樹の家で起きた事を全て細かく説明した。
全て説明し終わると、奈那子は良かった、と返信をした。
「玲美」
「うん?」
「ありがとう、私のために」
「良いの、良いの、気にしないで」
それで奈那子との会話が途切れた。
そして次の日の学校。
着くと同時に奈那子が走って来た。
「昨日はほんとありがとう!!」
そして私に抱き着く。
「大丈夫だよ」
と私は苦笑しながら奈那子を離す。
「ねぇ、玲美」
急に真剣な顔をして奈那子が言う。
「どうしたの?」
「これでさ、玲美のお母さんと仲直り出来ると思うよ」
私は意味がわからず、何も言わなかった。
「だから、過去に戻って、BUMPを紹介しないでさ、最近お母さんがハマったものを紹介すれば……」
私は少し迷った後、こう言った。
「考えてみる」