1/8は富山で大雪が降り出した。
海沿いの我家でこれだけ降るのは、いつ以来だろうか。
私は昭和37年10月生まれ。
38豪雪は当然覚えていない。
祖父母から、話を聞くのみ。
まるで、2か月前に生まれた私が大雪を降らせたように言われたことを思い出す。
56豪雪の時は既に東京に出ていたので、これまた未経験。
今回の豪雪も、1/8に富山を脱出してしまった。
蔵王へどうしても仕事で行かねばならず。
国道8号線では、不動になったクルマが多数あり、路面はボコボコ。
魚津インターから北陸道に乗ったが、大雪による視界不良でインター入口を通り過ぎてしまった。
北陸道は他車がいなくて、私のハイエースだけがひたすら北東へ向かう。
新潟に向かい上越に着く頃から、非常に危険を感じ始めた。
クルマには、チェーンはもちろん、スコップも積んで、テント、シュラフ、ガスコンロ、鍋、味噌ラーメンなども多数持ってきたので籠城も可能。
しかし、新潟へ突っ込むにはヤバ過ぎると感じ、上越JCTに戻り、関東方面を経由することにした。
妙高を過ぎてから、路面はクリアになり、安全圏に入った。
富山が心配だったが仕方ない。
その後のニュースで、だんだん悲惨な状況が伝わり、家が心配になってきた。
大事に至りませぬよう祈ります。
そして、私はいつ富山に帰れるのだろうか。

