剱岳では台風25号の影響は6日夜から影響が出始めたが7日朝7時過ぎには行動できるようになった。
しかし、稜線に出るには厳しい風で、剱沢を降りて8日朝に池の平小屋から北方稜線へ向かうことにした。
8日はこれ以上ない快晴で、会心の北方稜線であった。
今年は天気の心配ばかりで、はなはだ疲れたシーズンだったが、終わってみれば想い出に残るシーンが多々あった。
天気が悪い、悪いと言いながらも、小屋に上がったら必ずどこからか剱岳には登れたし、勉強になることが多かった。
今年は天気の心配ばかりで、はなはだ疲れたシーズンだったが、終わってみれば想い出に残るシーンが多々あった。
天気が悪い、悪いと言いながらも、小屋に上がったら必ずどこからか剱岳には登れたし、勉強になることが多かった。
また、考えられないような嫌なこともあった。
ガイドである前に人として、後指刺されるようなガイドは早く消えて欲しい。
若手で真面目に頑張っているガイドが沢山活躍している昨今、昔話と酒の勢いだけで辛うじて残ってる古株ガイドは若手の動きを勉強してもらいたい。
私も、今の若手ガイドには身体能力もモチベーションも全く敵わないし、これからどんどん衰えるだろう。
でも、自分にしかできないガイドを日々模索しながら何とか生き残って行きたい。


