最近、山岳ガイド資格や登山ガイド資格を取得したいと周りの若者が頑張っている姿を見て悲しくなってくる。
大量の時間とお金を使って、夢を実現させようとしている。
ガイドの仕事ほど割に合わないものはない。
家族にも会えず、天気に左右され、失敗は絶対許されず、常にトレーニングが必要、怪我したら終わりで決して夢のような仕事ではないと私は思っている。
そして、何よりクライアントに認めてもらうためのビジネスセンスも必要。
ガイド業務がビジネスである以上、避けて通れない関門でここがネックになる人も多いと感じる。
ツアー会社に小判鮫のようにくっ付く手もあるが、そんなことまでするなら別な職業を選択した方が良くはないだろうか。
ガイド資格試験に払う大量の時間とお金を自分の大好きな山に注ぎ込むことも選択肢だと思う。
話は変わるけど、資格検定員はそんなにガイドとして立派なのか?
人の人生左右できるだけの見識があるのか?
受験生を見てると、そう言いたくなる。