今日発売の高田 宏臣さんの新刊、
『よくわかる土中環境』が届いたので早速読みしました!
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私が高田さんに出会ったのは
去年のこと。
私はなるべく自然素材で
リフォームをしようと
チャレンジしています。
しかし床の冷たさを改善するのに、
自然素材の断熱材では難しいなぁと
感じていた時でした。
高田さんの本『土中環境』を読んだり、
ワークショップに参加する中で教えて頂いた事は
昔の人は、
山と川と里と海とが
土の中の水と空気の動きによって
繋がっている事を知っていて
それを途絶えさせないように
暮らしてきた事。
昔の家の床の下は
すぐ土で、
そこには微生物が居て、
そのことによって土の温度は
20度に保たれ、
冬は温かく夏はひんやりしていたこと。
U字溝が作られたり、
土をコンクリートで覆うようになって、
水が土の中に浸透しなくなり、
微生物が居なくなり、
土は冷たく固くなって
雨が降れば湿気が溜まってしまうようになったこと。
それを聞いて、
『あぁ、空き家だけを再生してもダメなんだな、土地の再生からやらなくてはいけないんだな』
と気づいたのでした。
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今回のこの本は、
イラストや写真が盛りだくさんで、
実践のチャプターでは
QRコードから動画で確認できて、
めちゃくちゃわかりやすい!!!
剪定した枝の活用法とか
土中環境に良い草刈りの仕方とか
ヤブカラシの枯らし方とか
(我が家ではヤブカラシが強い勢力を持っていて困ってました)
すぐに役に立つ事が満載でした。
これから富津で作りたい『土に還るヨロコビの家』の土中改善も
これからワークショップを交えてやっていきたいと考えています。