空き家をDIYリフォームして
賃貸で貸したりという事をしています。
空き家のご相談を頂くことが
たまにあります。
お友達から
誰も住まなくなった
お父様のおうちのご相談を受けました。
周りは畑、畑、畑。
どのようにこの家を活用すればいいのか
その時はわかりませんでした。
その後、また別のお友達の紹介で
出会った若者から話を聞いていたら
これから農業をやりたいとのこと。
おうちを探しているという。
私の中で、お友達のおうちが浮かび
彼に使ってもらえたら
みんながhappyになるのではないかなと
思いました。
先日、お友達と若者と
おうちを見に行きました。
おうちをとても気に入った若者。
借りたいけれど
まだ収入があるわけではなく
お友達が望む家賃を払えません。
どうなったかというと
私が友達から友達の言う額で借り
私が若者が払える家賃で
貸すことにしました。
足りない分は野菜で
お友達がそれでいいの?と聞きました。
どうしてこの若者を応援したいと思ったの?と。
そうねぇ。
まぁ、出会ったばかりの若者、
信用できるのかなんてわからないけれど
一生懸命やりたい事を熱く語っている。
うまく行きそうかなんて
全然わからない。
農業ってやっぱり大変なことも
たくさんあるし
すぐ辞めちゃうかもしれない。
でもね
昔、娘たちのパパが
起業をする時
やっぱり同じように
一生懸命熱く語ってた。
お金はなくて
苦心して金融公庫から借りたお金で
やりくりしてました。
学習塾を始めるために
いい場所に教室を借りたいけれど
高い家賃は払えない。
そんな時駅前のビルの大家さんが
若い人を応援したいからと
格安で貸してくれました。
また教室の内装代もなるべく節約したくて
自分達でやると言いだしました。
壁紙を自分で買ってきたものの
その頃私はDIYなんてやったことがなく
貼り方なんて全くわからないまま
2人で苦戦して結局ぐちゃぐちゃになって
途方に暮れていました。
そんな時たまたま通りかかった内装屋さんが
どうしたの?と声をかけてくれて
その方が全部やってくださった。
お金はいらないよと。
そうやって私たちは
色んな人たちに助けられてきたのだけれど
皆さん、自分に返さなくていいと言った。
その分、次の人にしてあげなさいと。
会社が大きくなって
きっとこれから次の人を
沢山応援したかったと思う。
でもパパは昨年事故で死んでしまったから
だから私が次の人を応援したいのだと思う。
帰り道、空はとても青かった。
パパが空の上から
うんうん。と頷いているようで
良かったなと思ったのでした。
あ、これってペイフォアード。
YOROCOBIデザインでは、ヨロコビを
ペイフォアードしていきたいのです。
YOROCOBIデザイン事務所
地球にやさしく
ココロとカラダがよろこぶ事をつくります。