こんにちは。
自分の暮らしは自分でつくる
DIYerのえつこです。
ヨロコビを作ることが仕事です。
今日はは比較的ゆっくり過ごすことができたので
スパイスカレーを作ってみました。
スリランカで教えてもらった
スリランカのチキンカレー。
部屋の中は、
まだスパイスの香りでいっぱい。
バイトを終えて帰宅した娘が玄関で
目を閉じ、鼻の穴をめいいっぱい広げて
香りを思いっきり吸い込んで
「はぁ~~~♡
もう食べてきたのに~」と
美味しい香りの誘惑と闘っております。
今日は
『スパイスが私に豊かな生活をもたらしてくれた』
というお話。
私はスリランカで
ゲストハウスを経営しています。
(コロナの影響でもう1年半クローズ状態です)
一緒にやっているスリランカ人のマンジュラさんは
本職の日本語ガイドの仕事も全くなくなり
貯金も底をつきました。
そこで始めたのはスパイスやさん。
スリランカは上質なスパイスが収穫できます。
その中でもなるべくオーガニックのモノにこだわって
販売しています。
マンジュラんさんが私にもスパイスを
送ってくれるのですが
馴染みがないので
どうやって使っていいのかわかりません。
日本の人にも、使ってもらえるように
マンジュラさんと
スリランカカレー教室もはじめました。
私も自分で
スパイスをどんな風に使えばいいのかを
勉強中なのですが
スパイスは奥が深すぎて・・・
学んでも学んでも終わりはなさそう・・・
でもすっごく楽しいんです。
暮らしの中に
新しい「香り」が入ってきました。
日々の
挽きたての珈琲の香りや
パンの焼ける香りや
活けたお花の香り・・・
そこにスパイスの香りが
加わりました。
香りのある生活は
とても豊かな気持ちにさせてくれますね。
特に食事の時間が
とても楽しくなりました。
まず私が学んだこと、
それは
「スパイスでは味を付ける事はできない。」
ということ。
塩味や甘みを引き立てることはあっても
味はないのです。
以前に
スパイスカレーを作ろうとして
何か味が足りないと
色んなスパイスを入れたのですが
一向に味がしまらない・・・
結局諦めて
市販のカレールーを入れたことを思い出しました(笑)
塩をいれてなかったのですね。
スパイスでは味はつかない。
※香り、色、辛みをつけることが出来る!
私はそんなことも知りませんでしたが
それがわかってから
スパイスの香りを一つ一つ
ていねいに嗅ぐようになりました。
お料理に香りをつけていく。
それにはまずそのスパイスがどんな香りなのか
知っていなくてはいけません。
本で読んだり
動画で見てもわからない
実際に自分で嗅いで覚えるしかない。
今までは、レシピに書かれた通りの分量を
入れる事に集中していて
そのスパイスがどんな香りなのか
ちゃんと嗅いだこともなかったのです。
改めて
嗅いでみると・・・・
「あぁ、黄色のターメリックってカレーの臭いはしないんだなぁ」
「あぁ、
「あぁ、
今まで使いこなしていなかった嗅覚を
呼び覚ますかのように
意識を鼻の根元に全集中。
新しい発見の連続です。
ここに、このスパイスを入れたら
合うんじゃないかな?
そんな風に日々の食事作りで実験し
楽しんでいるところです。
今日のチキンカレーをつくるとき
それぞれの香りを確かめながら
そっと加えていき
またそれらが混ざり合ったときの香りを楽しみ
過熱を始めると
徐々にキッチンがスパイスの香りでいっぱいに
私が教えてもらったスリランカのチキンカレーは
インドカレーをつくる手順とは全く違って
最初にオイルでスパイスを炒める事をしません。
ゆっくりとココナッツミルクで煮ていくのです。
ココナッツの甘い香りと
チリの痛いくらいの辛い香り
いろんなスパイスたちの香りがゆっくり広がります。
チキンカレーの時には
途中で別の鍋を使いスパイスを油で炒めて加えるのですが
その時は、スパイスの熱がる音とともに
一気に香りも爆発します。
こうなるともう
出来上がりが待ちきれない!
さあ出来た!と同時にご飯にかけて
はやる心をおさえつつ
まずは香りをおもいっきり吸い込み
いざ
口の中へ!!!
辛い
旨い
熱い
辛い
旨い
と言いながら頬張りました。
この夏はスパイスのお陰で
夏バテ知らずで過ごせそうです!
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