スリランカにいます。

突然ですが、スリランカのシーギリヤで
guesthouse&cafeを経営することになりました。

庭からの景色です。

世界遺産のシーギリアまで歩いていけます。


急遽やることになったゲストハウス。

いったいどうしてこんなことに?


そう始まりは
昨年初めて訪れたスリランカ🇱🇰。

沢山の自然、美味しいカレー、優しくゆったりとしたスリランカが大好きになりました。


ガイドをしてくれたMさんとは同じ歳ということもあり、とても仲良くなりました。


大好きなスリランカ。

でも、、、

ひとつだけ、、、


紅茶がとても美味しいスリランカなのですが


コーヒーが美味しくない!!!
(美味しいコーヒーもあると思うのですが、
私は出会えませんでした。)


コーヒー大好きな私ですので

コーヒーを飲みたくて飲みたくて。


『Mさん、スリランカ好きだけど、
美味しいコーヒーが飲めないのは耐えられない!
これは私が自分でcafeをやるしかない!!!一緒にやってくださいよ。』


と持ちかけました。



『でも、スリランカ人はあまーーいコーヒーしか飲まないからお客さん来ませんよ。』



『観光地でやろう。私みたいにコーヒー飲みたくなる観光客はいるはずだからさ!』



『そうですねぇ、良いかもしれませんねぇ。
はい!一緒にやりましょうか!』



そんなわけで、世界遺産のあるシーギリヤでcafeの物件探しをしてもらっていたのです。



でも、なかなかいい場所は見つからずに
時は過ぎ...



今年4月
スリランカでは、テロが起きました。


Mさんの家の近くでも爆発があったのでとても心配しましたが、
Mさんも家族も無事でホッとしました。



でも、スリランカの観光客は一気にいなくなり、
Mさんのガイドの仕事も無くなってしまいました。




『仕事がないから毎日家にいるよ。今は貯金で暮らしていますよ。』

電話口でMさんが寂しそうに言うので



『Mさん、
今が場所を探すチャンスなのかもしれないよ。
人が来なくなって今なら家賃を下げてもらえるかもしれないよ。

せっかく時間ができたのだから、
観光の他にも何かできる事業がないか考えてみようよ。
観光客が戻るまでに、できることをやろうよ。』


少し元気になったMさんは再び動いてくれました。


でも、なかなか見つからない。


『10月か11月くらいに私も一緒に探しに行こうかな。』そんな電話をした矢先。


突然電話が!

『えっちゃん、いい場所が見つかりました。
シーギリヤロックに近くて、敷地からも見えます。
とても良さそうです!!!』

電話の向こうで興奮気味です。


『この場所でこの価格は、今まで見たことがありませんよ。えっちゃんが良ければ、明日実際に見に行きます!』

と言うので、見てきてもらうようにお願いしました。

そうしたら

『えっちゃん、あのね、、、

cafeが出来るスペースあるんですけどね、、、、


ホテルついてます。』


は?



『ホテルと言ってもバックパッカー向けの小さな部屋が5部屋なんですけどね。。。

cafeは、すぐには始められないけれど、
ホテルは今もオーナーがやっているので
そのまま引き継げます。

cafeの準備をするまでに、ホテルで少し収入が得られそうです。

少し汚いホテルだけど、えっちゃんとなら良い場所に出来ますよ。

えっちゃん!やるなら契約しないと他の方に取られます!』





いつのまにか

スリランカで、cafeをやろうとしていた私たちは


先にゲストハウスをやることになったのでした。