『YOROCOBIデザイン事務所は、喜びをつくっています。』
『何をされているんですか?』
よく訊かれる質問です。
私はいつも答えに困ります。
小さな空きマンション一棟を蘇らせたり、
そのマンションの運営をしたり、
空き部屋をDIYリノベして貸し出したり、
個人宅のDIYリフォームをお手伝いしたり、
使わなくなったものをリメイクしたり、
古建具などを取り入れたリフォームデザインをしたり
軽トラキャンピングカーをDIYしたり、
ワークショップやイベントを企画、開催したり、
カンボジア学校建設プロジェクトを企画、実行したり、
海外ツアーを、企画、引率したり、
個人でお店を始める人たちの内装のお手伝いや
オープンイベントの企画をしたり、
色々な事をやり過ぎていて
自分が何屋なのかわかりませんでした。
でも全てに統一している事があります。
喜びを生むという事です。
YOROCOBIデザイン事務所がやるかどうか決める基準は2つ。
①それをする事で喜んでくれる人たちがいること。
②考えただけで夢中になって時間の経つのを忘れてしまうくらい私がワクワクすること。
この2つのうちいずれかがあれば、お引き受けしています。(2つ揃えば『是非やらせてください!』とこちらから懇願することもあります。)
例えば今日の朝イチの事。
今日は資源ゴミの日でした。
先週片付けをしたので紙ゴミや古本、古着が沢山出ました。分別してゴミ置場まで持っていくだけでも億劫でした。
ゴミを出している途中で隣のおばちゃんが、枝を片付けているのが見えました。
週末に息子さんが剪定してくれたのでしょう。
枝は山盛りです。これをごみ収集で持って行ってもらうには、長さをそろえて紐で縛らなくてはいけません。
私はこの作業が面倒だから大嫌いです。
私でも面倒なのですから、85歳のおばちゃんには、苦行以外の何物でも無いはずです。
おばちゃん、これは大変だねぇ、頑張って、、、、
私は、自分でも驚くことに、いつの間にか、
お隣の枝の片付けをしているではありませんか?!(まずうちの草木を何とかしなさいと言われそうです。)
おばちゃんが喜んでくれる顔が浮かんでしまっていたのですね。。。
ひとりでやると面倒な作業もおばちゃんと話しながらやると楽しい作業になりました。
楽しいまま片付け終わると
おばあちゃんはありがとうねと、にっこり笑ってくれました。
そして、おせんべいという報酬を頂いてしまいました。
これも喜びを生むことをして報酬をえたので、YOROCOBIデザイン事務所のお仕事ですね。
もしも報酬がなかったとしても
喜んでくれたということは、私をとても幸せにしてくれます。
立ち上げから一年、
私は新たな肩書きを名乗ることにしました。
喜びデザイナー
ありがとうと沢山言ってもらえるように
これからも頑張っていきます。
どうぞよろしくお願い致します。