梅雨が明けました。
夏休みは始まったばかり!!
毎日子どもたちの昼ごはんの事を考えなくてはならず
普段の給食のありがたみを噛みしめている今日この頃。。。

さて、先日V♡P事業部の企画で「夏休みDIY教室 」を行いました。

7月中に小学生の自由研究を終わらせてしまえる素敵な企画。
しかもただ作るだけでなく、色々な事を学びながら進めていきます。

開催場所は埼玉県越谷市、まだ新しく教室内に木の匂いが残る「みやび個別指導学院レイクタウン南校 」と
草加市松原団地の近くにある「ITTO個別指導学院 草加松校原 」。


講師に来てくださったのは「KUMIKI PROJECT」(http://kumiki.in/ )のくわばらさん。
普段は家具をつくったり、DIY教室を運営したり、DIYを応援するような会社で働いていらっしゃいます。

参加してくれたのは1年生から6年生まで様々。
「今日はみんなに家具職人さんになってもらいます。」


まずは、木の種類について学びます。
実際に使う木を触ったり、匂いをかいだり。
(杉とヒバに触れました。子どもたちは口々に「臭い」と言っていました。
木の匂いは私にとってはいい匂いなんですけどねぇ。)

「針葉樹」と「広葉樹」の違い、家具には一般的にどちらを使うのか?など教えていただきました。


それから
何を作りたいか決めて、作りたいものが同じ子たちでグループになりました。
今回作れるのは、カードケース、ペンケース、A4トレイの3種類。



実際に出来上がっているモノを見て、それがどのようなパーツから出来上がっているのか
紙に書きだします。


サイズを測ったり、それがいくついるのか数えたり。
釘は何本いるのかな?


それが分かったら、材料を探します。
色んな材料が混ざっているので、大きさが似たものがいくつかあります。
自分が必要な材料を、きちんと選ばなければ組み立てられません。



材料が集められたら、実際に組んでみます。(仮組)
釘を打ちやすいようにボンドで、とめていきます。


出来上がりを図面に書きます。
これは、みんな難しかったみたいですね。
立体を平面に書くのは難しいですね。


そこまで出来たら、実際に釘を打っていきます。
あらかじめ小さな穴が開けておいてくれています。

「この穴はなんで開けているのだろう?」


1つ1つの事に、ちゃんと理由がある事を学んでいきます。



初めて釘を打つ子もいます。

まっすぐに打たなければ、釘が曲がってしまったり
上手く入っていかなかったり。


実際に自分で体験して、コツをどんどんつかんでいきます。


出来上がったら、やすり掛けをして、角をとります。

どんどん自分の作品に愛着が湧いてきます。



最後は塗料について学びます。


色んな種類がある中で、天然の塗料を2種類を紹介。

1つはみつろう。
缶に入った黄色いみつろう、匂いを嗅いでみます。
「これは、何からできているでしょうか?」

「黄色い物?」
「たくわん」
「バナナ」
「はちみつ」
色々な答えが出てきます。
(答えは、ハチの巣からはちみつを取ってのこったもの。蜂の分泌物)


もう一つは、クルミ。

今回の作品は無塗装なのですが、
お土産として、箸置きをつくり
それには、クルミで塗装をしました。

クルミをガーゼに包んで、金づちで砕き、あぶらが染み出てくるので
それを塗ります。


作業は以上。



参加したみんな、楽しかったと言ってくれ、
保護者の方からも、「「すごく楽しかった」と言ってました。」「自分でつくったペンケース、喜んでいます。」などとわざわざご連絡を頂きました。



また子どもたちが色んな体験をできる企画を考えていきます!!