さて、今週火曜日から 床下の工事に取り掛かりました。


初日は菅原大工さんに来てもらって、教えてもらいながらの作業です。


まずは、白アリに食われてしまったり、古くなって弱くなった根太の部分を切り落としました。

大引き(根太を貼り付けている太い角材)はそのまま使います。

壁際の根太などは取ってしまうと偉く面倒だというので残します。


さて、根太を切りましょう。

「ノコギリでも、丸のこでもいいよ。」と言われ

まずはノコギリで。


ノコギリ、大工さんはいとも簡単そうに切っていきますが

まずはまっすぐに引くことができません。ぐにゃぐにゃ曲がったり

なかなか切れなかったり。


「コツはなんですか?」と聞いてみたら


「ノコギリに聞くこと。力ずくでは絶対に出来ないからね、切れないからって無理やりやってはダメなんです。戻ってみたりね。力はいらないんだよ。ノコギリに聞くんですよ。」


なるほど。。。


ノコギリさんよ、どうして切れないんだい?

聞きながらやってみるも、腕に力が入りまくるが、きれない

絶対明日、筋肉痛・・・。

キコキコキコとやっていたら


「歯の全面をつかうといいですよ。」


たしかに、菅原大工さんが引くとザ―――コ、ザ―――――コと、いい音がするのに対し

私はギゴギゴギゴギゴだ。



なんとか、半分くらい切れたところで(すごい時間が掛かった)

丸のこの使い方を教えてもらう。


「大工さんでも、足を切っちゃたり、指を切っちゃう人もいるからね、周りにも気を付けて

コードも切っちゃったりするから気を付けて

機械は便利だけど、本当に気持ちを入れてやらなきゃ危ないんだ。」


よし。集中して、丸のこえを持つ。

丸のこ、結構重たい。

慎重に切ってみる。


ヴィーン。


数秒で切れた。


ノコギリで何分もギコギコやってたのが、瞬殺。

丸のこ、すごい。


でも、難しい。ちょっと油断すると曲がっちゃったり、切りすぎたり。

切り始めに裂けちゃったり。


よく見て切ろうと顔を近づけると木片が飛んでくる。

こりゃ、メガネが必要。

いや、顔を近づけてもいけないんだろうな。

危なっかしい手つきで、ノコギリと格闘しながら何とか切り終えました。




菅原大工さんは、私の様子を横目で見ながら、新しい根太の位置の印をつけてくださってました。

昔ながらの?墨壺で印をつけていきます。







さて、


根太を打っていくわけですが・・・

ただ長さを合わせて切ればいいってもんでもなさそうだ。


端っこの部分を残しているもんで、

それに合わせて、根太を少しカットしなくてはいけない。


こんな風に↓




むむむ、これはかなりの高度な技。


ノコギリでは、時間が掛かってしょうがないし

丸鋸で、細かい作業ができる自信がない。


菅原さんが、全部カットしてくれればいいなぁ~


なんて思いましたが、時間がなくてこの日の作業はここまで。

(仕事の合間の時間を見つけてやっています・・・)

この日に、やり方を教えてもらって、そこからは自分でコツコツやるつもりでいたので


菅原さんは次回は来ません。


さて、この根太カット。どうする?

ちなみに丸のこは菅原さんのを借りていたので

次回には、丸ノコありません。

さてさて どうする?


不安がいっぱいのまま


つづく・・・。