分離不安を癒す。 | 小鳥のしあわせ大使館

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ずっと愛読書である西田文朗さんの著書「ツキの大原則」をまた読み返しています。


ツイッターに書くことをいろいろと探しながら読んでいるので、いつもよりもいい言葉に敏感になっています。やはりアウトプットは大事だ!ということを痛感しています。


さて、今日、この本を読んでいて、「なるほどな」と思えたことそれは・・・。


『「分離不安」があると、チャレンジできなくなる』という文章。


分離不安とは、ちいさな子供が母親と離れてしまう時に抱く不安が原型になっているもので、この不安がわいてくると、どうしても人間の感情は「不快」に傾いてしまう。

その分離不安があると常に「守り」の姿勢にはいってしまい、何かにチャレンジしたくても、そもそもの自分の「安全」が確保されていないと、なかなか 新しいことにチャレンジすることができなくなってしまう。


この話を読んで、マズローの欲求5段階説を思い出しました。


生理的な欲求⇒安全の欲求⇒親和の欲求⇒自我の欲求⇒自己実現の欲求と人間の欲求は段階を経て変化していくものだとする説なのですが、まずは簡単な欲求をかなえていないと、それ以上に成長することができないということですね。


つまりだ、おなかがすいてすいてしょうがない人に自己実現しようなんて言ってもしょうがないし、それと同じように、自分がさみしくてさみしくてどうしようもない人に人生の最終的なゴールを描けといっても難しいということだ。


まずは自分の「身の丈に合った欲求に向き合って、それを満たしていくこと」これがスタートなんだと感じました。


うちの子供に「将来の夢は?」といっても全然ダメなのは、きっとこういうことだろうな・・・。


また、何かいい文章がありましたら紹介します。