バイオリンと恋 | 小鳥のしあわせ大使館

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昔バイオリンをかじってた時の事を書こう。

僕には当時好きな女の子がいて、俺が音楽ずきだという事から、幸運な事に、その子から好きな音楽を詰めたカセットテープをもらった。今ではCDーRに焼くのかな?そもそも「マイベスト集」なんてものを人にあげたりするのかな、今の子って。

まあ、とにかくもらって、それはもう嬉しくて、でその選曲もなかなか渋くて。

男が女を愛する時
だとか
チャゲand飛鳥の「男と女」
だとか、今思うと渋すぎるぜ姉貴!

で、その中に、今でもなかなか良い曲を出している「コアーズ」と言う美人三姉妹and弟一人と言うバンドの「ランナウェイ」と言う曲がありまして、それがいい!

歌詞の内容は、まあ、あなたと恋に落ちたから一緒に逃げたいのよと言う、こちらにすれば聞けば聞くほど切なくなるような内容です。

コアーズはちょっと変わったバンドで、メンバーの一人にバイオリンがいるので、結構曲にバイオリンが使われているのですが、それがかっこいい!いい!自分も弾いてみたい!で、弾きこなして好きなあの子にちょっと聴かせたいなーなんて事を思い、思い立ったが吉日、早速バイオリンを購入いたしました。

まあ、そっからしばらくは練習してたんだけど、その曲のイントロ位をなんとかひけるようになったあたりで、その子が同じバイトのチャラい(いけてると言うのが正しい)やつと付き合うようになってからは、なんか、結構難しいし、ちょうど弓の毛も切れてきちゃったし、なんか疲れちゃったし、結局やめちゃいました。まあ、もともと飽きっぽいので、時間の問題だったろうけど。

さらに、この話が俺が高校性の時の話だと言う事に今気づいてびっくりした。ピュア、だったんだね。

今思い出すと、いい恋をしたかも知れないと、ちょっとだけ嬉しい気持ちになったのでした。

「片思いでも、強く相手を思う気持ちがあれば、それは立派な恋だ!」と岡本太郎が言っていました。僕も、そう思いたい。


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