■一番恐れていること・・・
いつも頭の中では「これをやりたい・あれをやりたい」という気持ちは誰にでもあると思いますが、
その気持ちと正面から向き合うことが恐くて、なかなか意識できないことがありますよね。
本田健さんの「きっとよくなる」という本の中に、こういう一文があります。
ある人が「僕は、農業をやるのが恐いんです。それも、有機無農薬で米を育てたり、野菜を育てることは、考えただけでも恐ろしいです。」と変わったことをいいました。自分にとっては恐くもなんともないので(当たり前ですが)面白いことをいうなーと聞き流していました。
本田さんが言うには、人に恐いことを聞いてみると、不思議にライフワークに近いことを言うらしいです。
僕の場合は、「役に立たない芸術作品を作ること」でした。
実際にやってみると、精神的に抵抗がありました。
「こんなことやってていいのだろうか・・・」という感情が、ずっと離れませんでした。
でも、一つ作品を作り上げてみて、実際に時間が経つのを忘れてしまうくらい、没頭していたことに気がつきました。
これからもちょっと勇気がいりますが、ちょくちょくやってみようと思っています。
でも、ちょっとした「遊び」をするだけなのに、こんなに幸がいるなんて思いませんでした。
僕のように、遊んだり、無駄なことをしたりするのが苦手な方は、こう考えてみるのもいいと思います。
「無駄=豊かさ」
無駄なことができるのも、今健康で、経済的に余裕が少しあるからこそ、無駄な遊びもできるんだと・・・
これも本田健さんの言葉です。
中谷彰宏さんに言わせると、こんな感じです。
「無駄なことや、遊びをしないと言うことは、子供を作るためだけにSEXするようなものだ」
はっきり覚えていませんが、大体こんなことを言っていたと思います。
これを読んで「なるほどな~」と、深く感心してしまいました(笑)
皆さんも、この言葉を胸に、無駄なことを楽しんでみてはいかがでしょう?