ここ最近、色々な経歴の、色々な業界の、色々な強みを持つ人と、新しく出会い、話をしているが、皆それぞれ、何かしらの強みを持っていて、尊敬できる人たちばかり。自分の歩みが、まるで亀のように遅く感じる。しかも、ほとんどの場合、自分より年齢が下。彼ら、彼女らと、今後、どう戦って、勝っていけばいいのか。
全体的な会話レベル
今の自分には、自分の頭で「考える」力、考えたことを分かりやすく「話す」力が圧倒的に足りていないと感じる。
まず、話す量。最近会った人たちと、自分とが話す割合は、大体、8:2か、多く見積もっても7:3程度。相当負けている。
続いて質。今日の話の中だけでも、人材、コンビニ、EC、スポーツと、彼女がこれまで関わってきた複数の業界について、業界の成り立ち、代表的なプレイヤー、ビジネスモデル、今後の方向性など、その業界でビジネスするうえで必須となる基礎知識が次々と登場した。一方で自分は、自身が関わるビジネスについて、全くと言っていいほど、背景知識を説明できなかった。
得意な領域を何個か持っていて、それをカスタマイズしながら、大体どんなテーマに対しても、基礎知識から、将来的な独自の展望まで、話題に合わせて自在に語れる、もちろん相手の話を聞き、会話をしながら理解を深めていくこともできる、が理想。
新規事業の立案レベル①(情熱=Why)
当初の目的だった、新規事業に関するヒアリングについて、「こういう観点で難しい」という意見に対して、何ら反論することもできず。「新しいことをやろうとすると、壁があるのは当たり前。それでも、それを乗り越えてやり切る意思が必要」という当然の指摘をされ、その通りだと納得している始末。
「なぜ、それをやりたいのか?」に対して、強いWillを持つことが、どうしてもできていない。とにかく新規をやりたい、それしか出てこない。その程度のモチベーションだと、到底、カスタマーやクライアントの深いところのニーズには辿り着けないし、既存組織の反対を押し切れない。
悲しいかな、これまでの人生で、つまらないこと、くだらないこと、興味のないことに時間を使うことに慣れ過ぎてしまい、感覚が麻痺してしまっているのだろうか。でも、今回取り組んだ内容は、少なくとも、他よりは興味あり、という領域のはずなので、今後はここをベースに深めていくことを考えてもよいかも知れない。
新規事業の立案レベル②(テーマ選び=What)
自らの状況に端を発した事業構想だったが、「その視点も大事だが、それをどの程度、一般的な事象として捉えるか」という指摘が、全くその通りで、とても一般化できるような需要ではないことが分かった。また、そのようにレアな、自身の状況そのものが、とても恥ずかしくて人に言えるようなものではないということにも気が付いた。
検討していたテーマ全てに、実は以下のような共通点があったのだ。
・自分には弱いところがある
・同じように、それを克服したいと思っている人は多いはずである
・更に、それを助けたいと思っている人もいるはずである
・それらをマッチングしてはどうか
弱みを曝け出しているし、更にそれを克服する方法として人頼みを前提としているし、単に自分の弱みを楽に克服するための夢物語を見ているに過ぎなかったことが分かった。これが、多くの人に共通する問題であり、実際に解決方法として有効、と言えるなら話は別だが、全くそんなことはない。
新規事業の検討においては、自分が顧客になるようなビジネスをすると、客の気持ちがよく分かって良いサービスを創れる、とはよく言われる。しかし、それはあくまで、自分自身のニーズが、それなりに一般的だと言える(ニッチ過ぎない)マーケットの一部であると、断言できる時に限られることを忘れてはならない。
スタートはそれでもいいかも知れないが、マーケット全体と、そのニッチ市場の規模感、位置付けを理解して、その先に進まなければならない。現状だと、社会の課題を解決するより、自分のスキルアップを解決する方に目が向いてしまっている。これだと当然、うまくいかない。
自己分析力
相当、色んな業界を分析し、言語化できているな、と感じた。そして強みとして、まさに分析力を挙げていた。自分には、何か強みがあるのか。正しく分析できているのか。
キャリアの築き方
一つの仕事で、何かを得るまでは、次の仕事に移らない、と決めていると聞いた。自分には、何らかのポリシーがあるのか。一貫していると言えるのか。
人脈
前職は実は同じ会社だったのだが、元同僚と会う機会が圧倒的に自分より多い。もっと人脈を大切にすることはできないか。もっと色んな場に呼んでもらうことはできないのか。
まとめ、成長するための指針
会話レベル、新規事業の立案レベル、自己分析力、キャリアの築き方、人脈。5つの項目について記載してきた。最終的には、全てを高めていきたいが、全てに同時に注力していくことはできない。何が一番のボトルネックになっているか?何を解消すれば、他に対しても波及させていくことができるか?
パッと見で、明確な依存関係があるのは、会話レベルが上がらないと、良い人脈には繋がらない、というところ。会ってもたいしたことないと思われてしまえば、その人との関係はそれで終わってしまう。また会いたい、と思ってもらうには、会話の量と質を高めなければならない。
そして、会話の質を高めるためには、やはり分析する力が必要ではないかと思う。今後のキャリアを考えるにあたっても、まずは分析が必要。何かと何かを比較して、その違いを言語化すること。何かしらの主張について、その理由を論理的に言語化すること。
新規事業の立案は、一朝一夕で成功する案件が出てくる訳もないので、一喜一憂せず、能力開発しながら進めていくのが得策と、割り切ってしまう。
つまり順序としては、
分析力を磨く⇒会話レベルを上げる⇒人脈を広げる⇒更に分析力が磨かれる・・・という好循環に入りながら、キャリアを決め、新規事業を立案していく。