メールでお知らせが届き、台所で1人絶叫しました
すぐにこっちゃんとゆんちゃんがやってきて「どうしたの⁈お母さん!」とものすごく心配してくれました
自宅の一室を教室として解放し、小・中学生に書道と硬筆を指導してくださっていた先生。
書き方以外にも夏休み等の長期休みには宿題を教えてくださったり。家庭で子供がお母さんに教えてもらうような指導の仕方でゆるーくですが
とても気さくで優しい先生。
こっちゃんは大好きでした。
閉鎖の理由はもちろんコロナが原因です憎いぞ、コロナめ!!
以前から感染症対策として、少人数で予約制にしたり、感染者が増加した期間は一旦お休みにするなど色々と手を尽くしてこられましたが。爆発的な感染者の増加。
“もしものことがあってはいけない”
と苦渋の決断をされたようです。
昨日はこっちゃんにとっては最後のお稽古日でした。
事前に学校に提出する習字の指導をお願いしていました。
お稽古に向かう途中。
こ「先生に最後なんて言えばいいかな⁇」
私「今までありがとうございましたでいいんじゃない⁈」
「最後にきちんとお礼の気持ちを伝えたら、先生もきっとこっちゃんのことを覚えていてくれると思うからコロナが落ち着いたらまた声をかけてくれるんじゃないかな」
そんなことを話しながら先生のお宅へ送り届けました。
行きは先生の家へ入って行くのを見届けて、終わる頃にまた迎えに行き、その時に先生と軽くお話しするのがいつもの流れでした。
こっちゃんのお稽古終わりに合わせて先生の自宅前で待っていると、私の他にも2人のお母さんがお待ちでした。
いつもは笑顔の先生ですが、昨日は深妙な表情でこっちゃんと出てこられました。
先生
「お母さん、ごめんなさい。
突然で。申し訳ありません」
誰が悪いわけでもない。
今のこの状況からすると仕方がないことです。
待たれてる方がいらしたのでほんとはもっとゆっくり話したかったけど手短にお礼をお伝えして帰宅しました。
先生からは直筆のお手紙を手渡され、閉鎖に至るまでの先生の心情と謝罪の言葉が綴られていました。
こっちゃんにも“いつも一生懸命に書いてくれてありがとう”というメッセージが書いてありました。
その日持ち帰った作品を2人で見ている時こっちゃんが「今日は暑くて集中できなかったよ」エアコンはついてるけど、窓が全開で扇風機もついてなかったそうです。感染症対策をしっかりされているなと改めて感じました。
「上手に書けてるよ」と言ったけど微妙な様子でした
子供たちが寝た後。
先生からメールが。
今日はありがとうございました
今日はいつも以上に換気をしていたので
こっちゃん疲れていませんか?
あまり納得がいかない様子でしたので良ければ空きがある△日にもう一度書きにこられませんか?私からのお誘いなのでお稽古代は頂きません。思いっきり書きましょう!
優しすぎるやろーー
思いがけないお誘いと先生のお気遣いに胸が熱くなりました。
翌日こっちゃんにこの件を伝えるともちろん喜んでましたよかったね、こっちゃん
実は同じ教室に通うママ友から「別の教室探さない⁈」というお誘いを受けているのですが。
私はこの先生以上の先生はいないんじゃないかとあまり乗り気ではありません断ろうかな。
でもこれまで頑張ってきた検定が中途半端なまま終わるのは良くないし。
どうしようかな