ひとつ前の記事からの続きとなります。
毎日と食事作りは、お絵描と同じようなところがあり、気持ちの良い日、嬉しい日、悲しい日とどんどん移ろい表情を変えます。
緊急事態宣言中の5月、私は0歳と2歳児と毎日家の中だけで過ごし、気持ちの限界を感じ始めた頃がありました。
そこで、夫婦で話し合い、毎朝出来るだけ家の周りを小さな散歩することになりました。
もともと歩くのがすきで、一人暮らしの頃は休日2時間程歩くことも多くあった私は、
子どもたちがうまれてからもとにかく気晴らしにいつもおんぶや抱っこで外を歩くのが好きでした。
季節の花や風の変化は、ただ日々に忙殺されるのではない毎日の暮らしに句読点をくれる様な大事な時間であり、励みとなっていました。
料理が大好きなのに、楽しむ時間もなく「出来る範囲の料理」を作らざるを得ない状況、手に入る食材で頭を捻って日々用意する食事。もともと食べる事が大好きで料理を作る人を目指したくらい食いしん坊な私は、誰かの作った料理にとても飢えてもいました。
緊急事態宣言が解除され、飲食店もテイクアウトの提供がほんとうに増えました。
ただ生きるために食べるのではなく、元気になるために美味しいものを頂くこと、たまに家でも出来るのは本当に嬉しいことです。
近くのカフェで最近では時折テイクアウトでごはんの日
人の作るごはんは本当にいつも美味しい。
毎朝のお散歩もあり、少しずつ私も気持ちを取り戻せてきたので感謝ばかりです。