カメラを買い足しました。

SONYのフルサイズミラーレス一眼、α7CIIです。

 

 

選んだ経緯

現在使っているのはAPS-C一眼レフカメラのPENTAX K-3 markIIIと、マイクロフォーサーズミラーレスカメラのPanasonic DC-GF9の2機種。

K-3 markIIIは耐候性と星撮り性能を買って主に山へ持ち出していて、GF9は軽快に持ち運べるサブ機として持ち歩いています。

どちらも気に入っていますが、残念ながら一眼レフもマイクロフォーサーズも将来の見通しは明るくありません。

特に一眼レフに関してはもはやPENTAX以外は力を入れておらず、そのPENTAXすらも虫の息。

PENTAX STATEMENTを宣言し一眼レフの未来を作るとは言っているものの、APS-CフラグシップであるK-3シリーズの後継機は当分出ることはないでしょう。

またマイクロフォーサーズはオリンパスを引き継いだOM systemが頑張ってはいるものの、Panasonicはフルサイズを主力としており、

GFシリーズのような小型普及機はほとんどリリースしなくなりました。

そんな状況なのでこの2機種は使い続けるけれど、今のうちに将来性のあるミラーレス一眼も使えるようにしておきたいというのが、新たに購入するに至った動機でした。

 

 

最初に目を付けたのは、今春に発売されたニコンZ5IIです。

フルサイズミラーレス一眼としては手頃な価格に、Z6シリーズの領域近くまで踏み込んだ静止画・動画性能を詰め込んだ普及機で、

フルサイズミラーレスに移行するならまずはこれ、という雰囲気がありました。

また、亡くなった爺様がF3を20年以上使っていたほどのニコン党だというのもあり、フルサイズに手を出すならニコンがいいだろうという風に思っていたのもありました。

そこでヨドバシカメラにて試してみたわけですが、実際に触ってみるとなかなかに大きい。

大きいといってもK-3 markIIIと同じくらいなので、フルサイズとしてはもちろん小さい方です。

でも思ったよりも分厚いし、EVF部分の出っ張りが気になりました。

 

そしてEVFの見え方もあんまりよく感じない。

そりゃあOVFと比べたら雲泥の差に決まってますが、そうは言っても「これを覗きながら撮らなきゃならんのかぁ」という感じで、撮っていてテンションが上がりそうな気がしませんでした。

だったらいっそ、背面ディスプレイメインでEVFはおまけ程度でいいのでは。

ファインダーを覗いて撮りたいなら、一眼レフのK-3 markIIIを使えばいいやと思うようになり、

小さくてフルサイズで写真も動画も撮れる、SONYのα7CIIにしようということになったわけです。

ちょうど夏のキャッシュバックキャンペーンもあったので、レンズを含めてお得に手に入れることができました。

 

 

レンズ

一緒に買うレンズについてはなかなか悩みまして、ChatGPTとあれこれ議論を重ねました。

その結果、20-70mmF4G、40mmF2.5Gを新品で、20mmF1.8Gを中古で購入しております。

 

まずは写真も動画も撮れる標準ズームとして、20-70mmF4をチョイス。

超広角域の入り口から中望遠の入り口までをおさえられる、ミラーレス時代らしい標準ズームレンズです。

 

 

望遠側に強い24-105mmF4という選択肢もありましたが、α7CIIにつけるにはちょっと大きく重たいのと、望遠側より広角側の方が重要だろうということで候補から外れました。

実際使ってみると面白い写りをするレンズではないけれど、幅広いシチュエーションに対応してしっかり写せる、仕事のできるヤツという印象です。

 

明暗差のあるシチュエーションでも

きっちり仕上げてくるあたりはさすが。

 

 

 

 

それから40mmF2.5Gは普段使い用のコンパクトな標準レンズとしての購入です。

FE20-70mmF4Gがあればだいたいなんでも撮れるけど、もっと気軽に持ち出すレンズが欲しいなと思って買いました。

 

 

 

今夏のキャッシュバックキャンペーンの対象レンズになっていて、店頭での値引きも含めると中古で買うより安いくらいだったので、

ヨドバシで新品での購入となりました。

 

抜けがよくキリッとした解像感高い画が撮れる、現代的なレンズだと思います。

クリエイティブルックのFL(FILM)と合わせると、空気まで写し込めるようなそんな気にさせるレンズです。

40mmという画角は50mmより少し余裕がある分、気楽に撮れてよいです。

 

 

もうちょっと寄れたら完璧なんだけどな。

そしたらこのサイズには落とし込め無かったんだろうとは思いますが、テーブルに置かれた料理を撮ろうとするとあと一歩寄り切れないことが多いです。

 

 

 

 

そして20mmF1.8Gは、暗所と星撮り用レンズです。

今年の夏合宿で鉱山や採石場跡などの暗い地下や、星の綺麗な高山に行くということだったので、明るい超広角レンズも欲しかったのです。

これはキャッシュバック込みでも新品では高かったので、マップカメラで中古のものを購入しました。

 

 

買ってすぐに新宿西口をブラブラしながら試し撮りしてみたんですが、

ピント面のカリカリさととろけるような後ボケを両立した、描写力の非常に高いレンズだとすぐに感じました。

 

 

動画に使っても背景がしっかりボケて、前景が引き立ちます。

それでいて373gと、フルサイズの明るい超広角レンズとしては驚異的な軽さ。

これぞ現代のレンズという感じで、この描写力で他の画角のレンズも欲しくなります。

まあその場合はもれなくGMレンズになってしまって、とんでもないお値段になるんでしょうけど。

 

 

 

ということでカメラ本体にGレンズ3本という、Eマウント導入からフルスロットルな買い物をかましてしまいました。

相当な出費にはなりましたが、いずれのレンズもKマウントとマイクロフォーサーズの2つを十年以上使い込んできた経験をもとに、

用途をしっかり考え抜いた上での購入ですから、失敗はないし当分買い足すこともない選択をしたと思います。

望遠側が足りないのは確かですが、そちらはK-3 markIIIかGF9に任せる方がいいかな。

 

 

 


去年の6月にBlackberry Key2からMotorola Razr40 Ultraに乗り換えた記事を、
 

とりあえずRazr40 Ultraを使ってみてフリップフォンがしっくり来たら、
値段のこなれてきた頃にRazr50へと乗り換え、
Razr40 Ultraは売ってしまうという方法をとろうと思います。



という一文で締めくくっていました。
あれから3ヶ月にモバイルSuicaに対応したRazr50が発売されまして、
しばらく購入するタイミングをうかがっておりました。

そしたら年明けからヨドバシでの販売価格が2万円ほど下がったではないですか。
これ以上待てばさらに下がる可能性もあるものの、そうするとRazr40 Ultraの買取価格の方も下がってしまいます。
あまり引っ張って売り時を逃すのも嫌ですし、フリップフォン特有の保護フィルム剝れが起こっても売りにくくなります。
そんなように理由を付けて、さっさと買ってしまったというわけです。


Razr40 UltraからRazr50に乗り換えても、使い勝手はほとんど変わりません。
外部ディスプレイの大きさも同じだし、できることもほとんど変わりなし。
スペック面で言えばSoCがSnapdragon 8+Gen1からDimensity7300Xに下がってはいますが、
フリップフォンに高い処理能力を求めることはないので、実用上特に気になりません。
ちなみにRAMとROMは8GB/256GBから12GB/512GBに上がってます。
つよつよカメラを積んでるわけでもないのに、512GBもなんに使うんだろうなという気はしてます……


なによりモバイルSuicaに対応していること。これが一番の違いになります。
小さく持ち運べるフリップフォンは、できればそれ一台だけで生活を完結させたいもの。
アウトディスプレイでバーコード決済をしたり、モバイルSuicaで支払いしたり、
とにかくお財布代わりに持ち歩ける機種をようやく手に入れられました。
Razr40 Ultraはピンポイントリリーフとなってしまいましたが、Razr50は長く使ってやろうと思います。


そのためにまずは早いところ、Razr40 Ultraの方を売ってお金を回収しないと……


今年もあいかわらず山岳部の山行についていってます。
今秋は丹沢の鍋割山と、奥秩父の瑞牆山に登りました。


まずは10月19・20日に行った鍋割山。
丹沢登山の一大ベースキャンプである秦野戸川公園の近くにある、
滝沢園キャンプ場に前泊し、翌朝から林道経由で鍋割山ピストンというルートです。
 



入口のゲートがボロボロで、ホラー感満載の滝沢園。
でも中ではめいめいがたき火を楽しむ、良い雰囲気のキャンプ場です。
登山関係なく、利用してみたい。



2時間の長い林道歩きを経て後沢乗越へ。
天気予報では夜のうちに雨の止むはずだったんですが、
残念ながら午前中いっぱい霧雨が続き、眺望の無い山行となりました。



後沢乗越から鍋割山への上り。
前回来たときは「下りでよかったなぁ、ここを上るのはキツそうだ」
なんて思ったもんです。
でも今回は、大した急登ではないように感じました。
夏合宿の槍沢の登りで鍛えられたせいでしょうか。



鍋割山山頂。
ガスってしまって展望はなにもなし。
しかたがないので鍋割山荘の方へと移動します。



鍋割山荘名物の鍋焼きうどんです。
2016年には1000円でしたが、さすがに1500円に値上がりしてました。
とはいえ水道もガスも来ていない山の上で、
このクオリティの鍋焼きうどんが食べられるとしたらまだまだ安いくらいだと思います。




ということで、雨に濡られて鍋焼きうどんを食べに行った山行でした。
山岳部の山行はスケジュール先行になってしまうので、天候に恵まれないことがままあります。
もちろん荒天が予想されるなら中止しますが、小雨程度ならひとまず現地までは行きますからねぇ。