新米心療回想士のブログ

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記憶の中に眠るポジティブな思い出を引き出し
生きる活力を見つける方法

心療回想とは回想療法は、2000年から広く普及してきた最新のコミュニケーション療法です。

心のポジティブな面を見つめることで、自分を再発見できるので痴呆症状の予防や進行抑制、

うつ病の予防や治療、脳血管性症状による脳リ ハビリに活用されています。

また、末期がん患者に対しては、人生の振り返りを通して人生の終焉を受容することができる

心理技法でもあります。



総理大臣認証法人特定非営利活動法人「日本回想療法学会」の新米心療回想士・今村良樹が”心療回想”とはどんなものか?を分かりやすく綴っていきます。



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先日、日本回想療法学会会長の小林先生とT氏を1960年代に一世風靡をしたグループサウンズ「ワイルドワンズ」のドラマー植田芳暁さんのコンサートにお誘いしました。


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場所が温泉スパだった事もあり50代~80代の男女で満員。

自分としては植田さんは30年以上のお付き合いになるので何度もコンサートは見ているのだが

小林会長とT氏は初めて。


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小林先生世代の音楽だけに音楽も十分堪能していただけたようだが、それ以上の発見があったとの事。

さすが小林先生、単にステージを楽しまれていたわけでは無く、会場の年輩の方々がどういう楽しみ方をしているか?を「回想法的見地」から観察されていました。

「みなさんとてもいい顔をして、80代のおばあちゃんにいたるまで最高な状態で音楽を楽しんでいた」「回想法としては素晴らしい事」と言っていただきました。


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その結果、回想法と音楽について新たな発想、新たな方向性を見出されたようです。

まだまだ、それは小林先生の頭の中にしかありませんが、少しでもお役にたてたことが

嬉しい一日でした。


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来る7月の終わりに茨城県取手の「回想法センター」も新たなスタートを切るそうです。

今後、さらに楽しみが増えました。





ADL(Activities of Daily Living)とは、一般的には『日常生活動作』と訳されます。


日常生活を営む上で、普通におこなっている行為、行動のことです。具体的には、食事や排泄、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさします。

リハビリテーションや介護の世界で一般的に使われている用語の一つで、要介護高齢者や障がい者等が、どの程度自立的な生活が可能かを評価する指標としても使われます。

ADLはとても重要な概念であり、ADLが自立しているという場合、普通は介護を必要としない状態であると考えることができます。


そのADL記憶は10歳~15歳の記憶に多くのADLに関する記憶が含まれていると言われており、10歳~15歳の記憶を失うと、ADLが維持できなくなる。

ADLを維持するためにも10歳~15歳の記憶(ADL記憶)を維持することが認知症予防法と言えるのです。


 六十五歳以上の高齢者のうち、認知症の人は推計15%で、二〇一二年時点で約四百六十二万人に上ることが一日、厚生労働省研究班(代表者・朝田隆筑波大教授)の調査で分かった。認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)の高齢者も約四百万人いると推計。六十五歳以上の四人に一人が認知症とその“予備軍”となる計算で、政府は早急な対策を迫られそうだ。

 調査は〇九~一二年度に、愛知県大府市や茨城県つくば市、佐賀県伊万里市など全国八市町で実施。本人への面接や家族への聞き取りなどに加えて医師が診断を行って計五千三百八十六人分のデータを分析。認知症の人の割合である有病率を調べた。

 その結果、全国の有病率を15%と推計し、一二年時点の高齢者数三千七十九万人から、認知症の人を約四百六十二万人とした。

 一〇年時点では約四百三十九万人となり、うち在宅有病者数は約二百七十万人、その中で独居者は約四十三万人と分析した。

 有病率は、年代別にみると、七十四歳までは10%以下だが、八十五歳以上で40%超となる。また、ほとんどの年代で女性の方が高かった。



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 回想法に触れれば触れるほど、認知症は身近なものであり見逃すことができない問題だと

いうことが身に染みてくる。


先週から家内も介護ヘルパーの資格を取りに学校に通っている。

敷居の低い介護予防の方法として回想法をみんなの役にたてられるように頑張りたい。