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Flute永野伶実の日記

もう一週間以上経ってしまいましたが…

7月1日,2日は大分県立芸術文化短期大学の門下生と卒業生のために、

江戸聖一郎さんにマスタークラスをお願いしました。


2年前開催し、また是非呼んでいただきたいと生徒からの要望が多く。

その時は学生だった子もまた卒業生として参加してくれたりして、巣立ってからの成長を見られたこともとても嬉しい時間でした。


今回も勉強になることばかり。

基礎から表現、そして音楽家としての生き方まで。

音楽を超えた学びがありました。


13人のレッスンをしっかり聴講させていただき、

私も翌日から支えや低音、高音の出し方を1から見直し中です。


貴重な二日間でした。楽しかった!

最終日に記念撮影。



また来ていただける日まで、みんなで成長していけるよう頑張ります!


超多忙の中、リサイタルとマスタークラスで4日間も大分に来てくださった江戸さんに心から感謝。


6月30日 江戸聖一郎 永野伶実 デュオリサイタル

そして7月1日,2日は江戸聖一郎さんのマスタークラスin大分でした。

どちらも無事終了致しました!


まずは6月30日のリサイタル。

江戸さんとのデュオリサイタルは一昨年に続いて2回目でした!



嵐のような大雨の中、たくさんのお客様にご来場いただきました。
心より感謝申し上げます。

今回のプログラム。
◆Ph.ゴーベール:ファンタジー
◆C.シャミナード:コンチェルティーノ Op. 107
◆F.ドゥヴィエンヌ:協奏的二重奏曲 ホ短調 Op. 81-1
◆A.ジョリヴェ:リノスの歌
◆T. ベーム:メンデルスゾーンラハナーの主題による
3つの二重奏曲 作品33
◆I.クラーク:ズーム・チューブ
◆矢代秋雄:2本のフルートとピアノのためのソナタ
◆A.F.ドップラー:アンダンテとロンド Op. 25

私のソロはシャミナードのみ。あとは全て江戸さん。

なかなかハードなプログラムでした。
よく前日リハのみでできたな…。
矢代はずっとやってみたかった作品。
かなりリスキーでしたが取り組めて良かったです!

こちらはリハーサルの様子。
ベームのこの曲もずっとやりたかった作品です。

それにしても江戸さんの音も音楽もほんとにすごかった…。
2年前も感じたことですが、一緒に演奏させてもらうと、感動とか、上手くなりたい!っていう活力とか、いろんな気持ちがぐるぐるしました。

そして信頼度バツグンのピアニスト、井手さん。
今回の超ハードなプログラムを並々ならぬ安定感で支えてくださいました。

門下生全員と卒業生が来てくれました!


最後に江戸さんが今回の宣伝用動画を作ってくださっていたので終演後ですがこちらに。
演奏は一昨年のものです。


リサイタル翌日からはマスタークラスでした。
そのことはまた次回に。

先週は湯布院にあるオーベルジュ櫟屋さんにて、

チェンバロの辛島明美さん、詩と朗読の安岡カズミさんとライブでした!

コロナ禍の中で一度中止となった公演でしたが、ようやく。


櫟屋さんには初めて伺いました。

本当に素敵な場所。







空間が一緒に鳴って音楽を作ってくれるような会場でした。
大分にこんなにバロックが合う会場があったなんて!

この日はヘンデルやバッハのパルティータ、チェンバロソロではクープランやバードなどを、
安岡カズミさんの詩&朗読と一緒に演奏しました。
そして初披露だった、清水慶彦『バロック・フルートのためのプラーナ』と、それに合わせてカズミさんが書いてくださった『重なり合う世界』という詩を。
このコラボがとても好評をいただき、嬉しく思っています。
またどこかで必ず。

櫟屋さんとの今回のご縁は、10年以上前にチェンバロの明美さんと、リコーダー奏者の江崎浩司さんがこちらで演奏されたことから始まります。
私にとってはリコーダーの師匠でもあった江崎先生。
先生にとってもお気に入りの会場だったそうです。
一昨年急逝され、またこちらで演奏されることは叶いませんでした…。
今回こちらで演奏させていただけたことは、先生がつないでくださったご縁でもあります。
先生に感謝の気持ちをこめて、初めてリコーダーのレッスンでみていただいたヘンデルを演奏しました。

先生が教えてくださったこと、つないでくださったご縁をこれからも大切に育てていきたいです。

そしてまた櫟屋さんで演奏させていただけますように。

6月10日(土)旧奏楽堂にて、コルテ・デル・トラヴェルソ『フルートコンチェルトの饗宴』に友情出演させていただきました!


師匠である前田りり子先生、プロムジカ使節団の皆さんとテレマンの管弦楽組曲&グルックの精霊の踊りを演奏させていただく予定でしたが、先生は本番直前にインフルエンザに罹患され、急遽降板となってしまいました。

本番はプログラム変更はせず、恐れ多くも元々先生が演奏予定だった1stを演奏させていただき、テレマンの2ndはコルテメンバーの皆さんがリレー形式で演奏されることに。

結果的にメンバーの皆さん全員と共演させていただくことになりました。


コルテの皆さん、プロムジカの皆さんと演奏できて、ものすごく幸せな時間でした!




精霊の踊りのどソロ、テレマンの1stを務めることが決まったのが本番3日前の午後。
本番までろくにご飯も喉を通らず(いろいろ食べたいものをリサーチしていたのですが…🤣)
リハーサル以外の時間はほぼカラオケに籠もりきり。

でも本番は皆さんのお力と、前日Zoom越しにくださったりり子先生のアドバイスで乗り切れました。
プロムジカの皆様の演奏、迫力もサポートもこれ以上ないほど素晴らしくて、こんな方たちと演奏させていただいて良いのだろうか…と思ったほど。

りり子先生とご一緒できなかったのは残念でしたが、
結果的にものすごい経験をさせていただきました。

初めて行った旧奏楽堂。



リハーサルの様子。




配信チケットはまだ発売中です!
どうかよろしくお願い致します!



今回の経験を糧にまた頑張っていきます。

6月30日(金)19時よりルーテル大分教会にて、大学の先輩で大活躍中のフルーティスト、江戸聖一郎さんとリサイタルをさせていただきます!

2年ぶりの江戸さんとのデュオリサイタル。
今回も門下生のマスタークラスでお招きし、前日にコンサートを開催することになりました。


↑今回もチラシ制作頑張りました。

ピアノは信頼度バツグンの井手沙耶花さんです。

デュオでは江戸さんのライフワークであるドゥヴィエンヌをはじめ、
ずっとやってみたかったベームや矢代作品などを取り上げます。
ソロではマスター受講生のリクエストにより、ゴーベールのファンタジー、ジョリベのリノスの歌を江戸さんに吹いていただく予定です。
私は久しぶりにシャミナーデのコンチェルティーノを吹きます。

前回早々に完売したコンサートですので、是非お早めにお申込みの上ご来場くださいませ!