9月4日にジェラテリアみみずくで開催いたしました恩師、大嶋義実先生とのデュオコンサートが満員御礼にて終演しました。
ご来場ありがとうございました!

初めてジェラテリアみみずくさんでコンサートをさせていただきました。


ドリンクもジェラートもお客さまから大好評でした。自家製のコーラが美味しかった👍

今回のチケットはみみずくさんで作っていただきました。

学生時代、大嶋先生に徹底的に基礎を叩き込んでいただきました。
おかげで今の自分があります。
コンサートのMCでもお話ししましたが、先生の隣で吹かせていただく本番はこれが人生2度目でした。
1度目は大学院生だったときの大学院オペラ。
院2回生だった時の院オペが、大学の120周年プレ事業の年にあたり、
教授陣から非常勤まで、全部の先生が総出演される本番でした。
オケもキャストも、日本を代表する方々というすごい顔ぶれ。
その時に大嶋先生の隣で吹かせていただいて、たった1音でも人って感動できるんだ、ということを学びました。
その時の先生の音色、音の立ち上がり、表現、すべてが説得力と感動の塊でした。
オケも舞台上も、なんかもうカオスなくらいすごくて、その時「こんな風に音楽できたらどんだけ幸せやろうなぁ…」って感じて、絶対にフルートで生きていく!と決意を固めました。
私にとって人生のターニングポイントとなる本番でした。
私は昔から、気持ちは強くあれど成長が遅く、
翌月大嶋先生に御礼とともに、音楽を仕事にするにはまだ時間がかかりそうですが、これからも頑張っていきます、ということをお伝えし、大学院を修了しました。
それから随分と時間はかかりましたがようやく職業はフルート奏者と言えるようになり、
今また先生と一緒に演奏させていただけたことが本当に本当に嬉しかったです。
大学の時にレッスンで先生と一緒に吹いた魔笛のデュオを今回も吹きながら、
懐かしさとか、まだ全然追いついてないなぁという気持ちとか、
なかなかに感情が忙しかったです。
やっぱり先生の音はすごくて、姿勢をピシッとさせられた気分。
そして今だからこそ、より先生の偉大さを感じます。
先生への御恩、そして大切な教えを、今度は自分の生徒たちに送っていければと思います。
それが大嶋先生への恩返しだと思っています。