先週は湯布院にあるオーベルジュ櫟屋さんにて、
チェンバロの辛島明美さん、詩と朗読の安岡カズミさんとライブでした!
コロナ禍の中で一度中止となった公演でしたが、ようやく。
櫟屋さんには初めて伺いました。
本当に素敵な場所。
空間が一緒に鳴って音楽を作ってくれるような会場でした。
大分にこんなにバロックが合う会場があったなんて!
この日はヘンデルやバッハのパルティータ、チェンバロソロではクープランやバードなどを、
安岡カズミさんの詩&朗読と一緒に演奏しました。
そして初披露だった、清水慶彦『バロック・フルートのためのプラーナ』と、それに合わせてカズミさんが書いてくださった『重なり合う世界』という詩を。
このコラボがとても好評をいただき、嬉しく思っています。
またどこかで必ず。
櫟屋さんとの今回のご縁は、10年以上前にチェンバロの明美さんと、リコーダー奏者の江崎浩司さんがこちらで演奏されたことから始まります。
私にとってはリコーダーの師匠でもあった江崎先生。
先生にとってもお気に入りの会場だったそうです。
一昨年急逝され、またこちらで演奏されることは叶いませんでした…。
今回こちらで演奏させていただけたことは、先生がつないでくださったご縁でもあります。
先生に感謝の気持ちをこめて、初めてリコーダーのレッスンでみていただいたヘンデルを演奏しました。
先生が教えてくださったこと、つないでくださったご縁をこれからも大切に育てていきたいです。
そしてまた櫟屋さんで演奏させていただけますように。