月に憑かれたピエロ | toi♪toi♪toi

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Flute永野伶実の日記

月に憑かれたピエロ、終わりました!
いやぁすごい本番でした。
めちゃくちゃ集中しました( ゚Д゚)
終わってもとても幸せな気分。
ご来場くださった皆様、温かい拍手をありがとうございました。
 
写真はリハーサルの様子。
 

 
バリトンでの月に憑かれたピエロは私も初めてでしたが、
新見さんのシュプレヒ・シュティンメはものすごい迫力と説得力でした。
こんなピエロもいいやん!と本当に思いました。
女声だけでなく、もっといろんな声の方に挑戦してほしい。
夫の編曲版、声+フルート(ピッコロ)+ピアノver.を演奏される方は是非。
その時はフルートで雇ってください。笑
 
 
そして今回初めてご一緒させていただいたピアニスト、榎元さんの演奏もとっても素晴らしく。
ピエロだけでなく、ベルクのヴァイオリン協奏曲、マーラーのアダージェット(ピアノ版)という
信じられないプログラムを全て圧巻の演奏で披露されていました。
またご一緒させていただけますように。。。
コンテンポラリーダンスの皆さんにも魅了され、
こんなアカデミックなプロジェクトに携わらせていけだけて光栄です。
 
今回は演奏だけでなくコンテンポラリーダンスも一緒に、
そして全てのプログラムがひとつの現代演出としてプロデュースされた公演でした。
みんながキャバレーこうもりに集まってわいわいがやがやという設定。
その中にも作曲年代の時代背景や社会情勢など、
訴えかけるものが組み込まれていて、
とても考えさせられる舞台でした。
 
最後にみんなで!
 

 

個人的には、音が力強いと言っていただけたことがとても嬉しかった本番でした。

私は学生の時からずっと音色も音量もさっぱりで、

とにかく音が弱いことが課題でした。

歩みは遅いですが、それでも前に進めているのかなと。

 

月に憑かれたピエロ、またいつか演奏したいです!