先程無事京都の家に帰ってきました。
27時間もフェリーで過ごしたことになります(〇o〇;)
あー疲れすぎて胃が痛い。
フェリーの中では幸い飲食物も買えるし、
夜には無料でバイキングを開放してもらえたし、
お風呂も使えるし、テレビもみれるし。
過ごすことに困りはしなかったのですが、
明日のコンサートに間に合うのかずっとヒヤヒヤでした。
今まで何十回とフェリーを利用していますが、5分たりとも遅れたことなんてなかったのです。
でも自然の事情はどうしようもないですからね。
いつ動くか再開の目処が立つまでは、
実に様々な人間模様が繰り広げられておりました。
フェリーの添乗員さんにやいやい怒鳴るじいさん、
到着してから自分が参加する予定のツアー会社に連絡をとれ!と怒り出す人、
そんな中、大変ですね、と添乗員さんに声をかけるおばさん。
みんなフェリーを利用するのに理由があるわけで、
その用事の重要度はそれぞれ違うけれど、
ひとつ明確なのはフェリーが止まってるのは添乗員さんの責任ではないし、
イライラするのは分かるけど、それを八つ当たりするのはお門違いだということ。
危機の時にこそ、感情ではなくいかに冷静に対応できるか。
取り繕ったものではない器の大きさが出ますね。
人間力を高めることって、
年齢とか性別とか職業とか関係なく
万人共通の、人として何よりも大事な課題だなとフェリーの中で思うのでした。
乗客にひたすら頭を下げつづける添乗員さんや、
おそらく私たちがフェリーで待っているのと同じ時間ずっと港で待っていて、
到着後すぐ清掃に入られたパートさんやシャトルバスの運転手さんには
本当に頭が下がる思いでした。
さて、心配していた明日のコンサートは予定通り開催できます。
京都新聞さんに大きく載せていただきました!

一晩寝て明日は元気に頑張ります。
14時から姉妹で奏でる声と笛ー昼下がりのバロックー
梅小路公園緑の館イベント室にて開催です。
皆様のご来場お待ちしております!!