御来場くださった皆様、
本当に本当にありがとうございました!!
留学の成果をお披露目したく、
そして今後の決意表明をしたいと思い企画したリサイタルでした。
バロックと現在ものを交互に演奏するとてもハードなプログラムを組んでしまいましたが、
聴いてくださった方から楽しかったとご感想をいただき、
この上ない喜びでした。
たくさんの差し入れも、本当にありがとうございました!

リハーサルの様子。
こちらはシュトックハウゼンです。

河合珠江さんと。
素晴らしいチェンバロでした。
ずっと憧れの先輩だったので、御一緒させていただけて本当に嬉しく思いました。

前半も後半も衣装は着物をリメイクしていただいたものです。
全てが完璧に、とはいきませんでしたが、
今の私に出来ることは出せたという達成感はあります。
特にメインに置いたバッハのロ短調は、
山梨のコンクールのリベンジのつもりでした。
もちろん学ぶことに終わりはないけど、
再挑戦としては納得しています。
ドイツで卒業リサイタルをしてから、
ちょうど1年後でのリサイタルとなりました。
ドイツでの3年間は毎日が刺激の連続で、
とにかくたくさんのことを詰め込みまくった時間でしたが、
それがようやく消化できてきた一年間だったように思います。
卒業リサイタルは一晩中泣きつづけるほど悔しいものでしたが、
終演後にある友人が私にとってとても意味のある言葉をくれて、
それがなければ、もしかしたらもうリサイタルなんてしなかったかもしれないから、
こうしてまたひとつチャレンジすることができ、
日本からありがとうの気持ちを送りたいです。
今回とても嬉しかったことがありました。
新聞を見てもう10年以上会ってなかった高校の同級生が駆け付けてくれたこと。
そして、小学校の時一番仲の良かった友人と、私が将来フルート奏者になってリサイタルを開くことが出来たら、
絶対招待するからね、という20年来の約束をようやく果たせたこと。
ご両親と素敵な旦那様と来てくれて、
彼女の顔を見た途端涙、涙でした。
もう音楽なんてやめたいと思った回数は数限りないですが、
続けてこれたからこうやって大事な人達と再会できたのだし、
やめなくて本当によかった。
旦那の新作、とても御好評をいただいております。
トラヴェルソの為の現代作品はまだ多くないはずで、
(私が知ってる限るではこの作品のみです)
こういった意義のある取り組みができきたことにとても感謝しています。
母校の恩師、先輩、後輩たちにも聴いてもらうことが出来ました。
恩師に講評をいただくのはとても懐かしい感覚で、
また気持ちが引き締まりました。
尊敬する先輩からのアドバイスも本当にありがたくて(ToT)
これからも作者の思い描く原風景を後世に伝えていくお手伝いができるように、
そしてもっと生きた音楽が出来るように、
私らしい道を切り開いていきたいと思います。
支えてくださった皆さんと、全面サポートしてくれた家族に感謝します。
さて、約半月ほど盛大に家事を放棄していました。笑
2日ほどへばっていましたが、
昨夜はようやく気合いを入れて。

結婚祝いにいただいていたシャンパンと。
次は2月27日に京都のカフェで小さなコンサートを開催します。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。