金曜日から3日間、フェリックス・レングリ氏のマスタークラスを受講してきました!
レングリ氏のコンサートもマスタークラスも初めてでしたが、
噂に聞いていたとおり、スーパープレイヤー、名教授でした。
初日のコンサートはめちゃくちゃしぶいプログラム。
中でも福島和夫の春讃と、ヴァイオリン版からの編曲のドボルザークのソナチネは、
ぐっと心にせまりくるものがありました。
マスタークラスではとにかく生徒に問いかける先生でした。
何を学びたいのか、何が足りないと思ってるのか、
今どんな考えを持ってそう吹いたのか。
するどい質問に対して一瞬答えにつまる自分がいて、
あっ私レッスンに対して考えが甘くなってた・・・と反省。
今回そこは本当に貴重な体験でした。
そしてレングリ氏の少しの、そして本当に適格なアドバイスで
一瞬にして受講生の音色や音楽が変わっていくのも衝撃でした。
特に基礎の問題に関しては各々かなりの変化があったように感じます。
私自身もずっと悩んでいた問題点の解決の糸口をいただけました。
これを乗り越えられたら、一段うまくなれるはず。
レングリ氏の力強く、その上にキラキラのベールをまとったような音色、
すごかったです。
とても濃い3日間でした。