本番続きだった11月が終わりました(^∇^)
留学が始まってから、体力的にも精神的にも一番きつい1ヶ月でした。
ただ収穫も一番です!
11月最後の2日間は学校で本番でした。
まず現代音楽のプロジェクト。
今回は作曲家のエンノ・ポッペさんをお迎えして、
彼の作品を集めたコンサートでした。
私が参加したのは9重奏の”Schlank”という曲。
11楽章からなる超難解な曲なのですが、
4楽章がフルートのソロ(*_*)
一小節ごとに16分の5→16分の3→8分の3→8分の2・・・・
みたいに拍子が変わっていくとにかく大変な作品でした。
かなりの集中力を要する曲で難しかったけど、
響きがとても面白くて素晴らしい作品でした。
楽章ごとのキャラクターの違いや、急に心が洗われるような和音が出てきたり、
そこに四分音がのっかったり。。
演奏してる方はとにかく必死なんですがね。。
終わったあとは達成感もひとしお(´□`。)
そして11月最後の本番はクラスの発表会でした。
毎回発表会では現代音楽をやっていましたが、
前からハリー先生のもとで勉強できるうちにシューマンの3つのロマンスをやろうと思っていて、
今回はシューマンにしました。
ハリー先生は世界屈指の現代音楽のフルート奏者として有名な方なのですが、
バロックから近代までも本当に素晴らしくて、
特にシューマンの3つのロマンスは先生のおはこ。
レッスンでさらっと一段お手本で吹いてくださるだけでも鳥肌でした!
ただ、今回もっと突き詰めて勉強したかった反省が残ります。
卒業リサイタルにも入れようかなぁ・・・。
終わってからみんなで記念撮影。
今うちのクラスはアジア人だらけです。
打ち上げの一枚。
クラスみんな仲が良くて、
困ったときに助け合える大事な友達です。
打ち上げの間ずっと笑ってて楽しかったー!
さて、この一か月今まで以上に現代奏法を練習しました。
現代奏法を習得したら基礎が安定する、というのはよく言われる話で、
たとえばホイッスルトーンで息をフォーカスしたり、
オーバートーンでコントロールと息&音の幅を広げたり、
フラッターで無駄な力を抜いたり、
その他もろもろ。
本番が終わって、それが基礎に返ってきてるのを少し感じることが出来ました。
12月は時間がたっぷりあるし、
もう一度徹底的に基礎を見直してみようと思います( `-´)/
もっと上手くなりたいー!!