昨日のことなのですが、
学校であったハンマー・クラヴィーアのコンサートを聴いてきました。
手前の楽器でモーツァルトとハイドン、
奥の楽器でベートーヴェンとショパンというプログラムでした。
音の粒が素晴らしかったです。
昔の作品を、当時とは姿が変わってしまっている
いわゆるモダンの楽器で演奏する意義は何か?と、
よく議論されますが、
きっとなかなか答えは出ないし、
答えなんてないんじゃないか、とも思います。
現在使われている楽器がそれなんだから、
それでクラシック音楽を演奏するのは当たり前のことかもしれませんが、
作曲家が当時、その作品に対して思い描いていた音を、
知っている上でモダン楽器で演奏するのか、
知らないでやっているのかでは
全く違うんじゃないかと思います。
現実問題、全部の歴史的楽器をコレクションするなんて、
ごく一部の人しか出来ないことですがσ(^_^;)
ただ、作曲家が求めていた音を
演奏者として今よりもっと追求していかないといけないと、
考えさせられたコンサートでした。
なんだか堅くなってしまいましたが、
最後に今日の晩ご飯。
ニョッキに自家製トマトベースの
クリームソースをかけてみました。
見えないけど下にニョッキがいます。