こんにちは。
今日は、息子の担任の先生と保護者面談でした。
通例のものではなく、先生に私たちから相談して三者面談の機会をいただきました。
というのも、最近息子の様子が気になって。
1月末にドバイに移住して、
2月からインターに通い始めて7ヶ月。
娘は最初から壁にぶち当たり、毎日泣きながら「学校に行きたくない」と言ってしばらく苦しんで、なんとか乗り越えてきました。
一方で息子は、日本ではまだ年長なのに、いきなり小学2年生の途中から編入してついていくのも大変だったと思うけど、一度も学校に行きたくないと言わず、楽しそうに過ごしていました。
クラスに日本人のお友達がいて、すぐに仲良くなりたくさん助けてもらってきたことも大きかったと思うけど、毎日お迎えにいくとニコニコとハグをしてくれる姿に、すっかり順調なスクール生活を送っていると思っていました。
「英語は自然に話せるようになる」と思い込んでいた私は、おうちでは特に英語を教えることもなくずっと日本語で話していたし、息子に学校のことを聞いても、「楽しかったよー」「先生に褒められたよ」と順調そう。
それが、先日家で英語の宿題をしているときに、ふと気づいたのです。
本人は言葉にしないけど、英語が分からないことや、環境に慣れないことで今も苦しんでいるかもしれないと。
もちろんまだ英語が思うように話せないのは当たり前のことだし、本人もこの状況に慣れてしまって、悩みと認識することもなく私たちに相談することもなかったけど、じっくりと今の学校生活の状況を説明してもらっているうちに、本人も私たちも「このままではだめだ」と認識するようになり、先生との面談をお願いすることに。
9月から担任になってまだ3週間の先生も、息子の様子を見て心配をしていたみたいで、親身になって相談に乗ってくれました。
これまで空気を読んだり、察して、頷いたり、みんなに合わせて笑ったりしているけど、本当に理解できてないということや、言いたいことを伝えられないことに、少ながらず苦しんでいるんだと分かりました。
いくつか改善策も出してもらい、これから実践してみることに。
まだはっきりとした解決策は出ていないけど、
現状をしっかり認識し、課題を把握できたことがまずは大きな一歩。
息子にとって何がベストなのか、
どうすれば心から楽しく学校生活を送れるのか、
そのためにできることをしっかり話し合い、挑戦したいと思います。
子供を海外で育てること、教育移住について、一つわかったこと。
「子供は新しい環境に入れば自然に慣れる」「大変なのは最初だけ」ということは絶対ではないと。
最初から楽しく順応する子もいれば、
最初に言葉の壁に葛藤する子もいれば、
最初は順調に見えても、自分で気づかないうちに葛藤している子もいる。
息子の最初の壁が今なんだと分かりました。
親になってまだ7年、今回のような場合は自分の経験値もほとんど生かすことができないなと、無力さも感じます。
私たち親にできることは限られるかもしれないけど、幸せを願う気持ちは誰にも負けないので、試行錯誤でも、一緒にもがいてみたいと思います。
少し暗くなってしまいましたが、
決意表明を兼ねて今の気持ちを綴ってみました。
ここ1週間ほど、旅先で友達に相談したり、スクールのママ友達にも相談していて、同じ親であるみんなが親身に寄り添ってくれることがすごくありがたく、またお互いの悩みを打ち明けることで、育児は果てしない壁や悩みとの向き合いでもあるんだなと実感しました。
もし今、育児で悩んでいたり、壁にぶつかっている方がいたら、まずは「自分だけではない」と思って欲しいです。
育児に関わらず、悩みは尽きないもの。
でも、しっかり向き合い、周囲に相談したり、助けを求めればきっと改善策は出てくるはず。
私たちもまだ壁に当たっている途中ですが、
いつか子供たちが成長した時、
「あの時、気付いて行動に移してよかった」とお互いに思えるよう、今の壁としっかり向き合い行動したいと思います。
Remi