こんにちは。
前回のブログやSNSで沢山のご心配やご指摘の声をいただきありがとうございます。
結論から言うと、皆さんにご指摘いただいたとおり
「Bed Bug(トコジラミ)」でした。
トコジラミと言ってもシラミではない吸血虫。(ややこしい…)
しっかり診察、対処をしていただいて今は落ち着いています。
色々と調べてみたら、これはどこでも誰にも起こりうることだと思ったので、また他にも同様の症状に悩まれている方もいらしたので、ここに対処や経緯を残しておきます。
(長くなったので大まかな見出しでまとめました。)
虫刺されの症状、痒み止め処置
数日前から息子と夫が虫刺されができて、痒みがあると言うので、薬やムヒパッチで処置していました。
息子については腫れが悪化していたので、アレルギーの心配もありクルーズのメディカル(医務室)へ。
まずは痒み止めを塗って様子を見るように言われて、痒み止めを塗ると症状が治りました。
原因判明
その翌日ごろから今度は私が虫刺されが増えて、その数がどんどん増えるように。
同じように痒み止めを塗っていたのだけど、腫れがひどくて昨日のブログやストーリーを書いたところ、友人や沢山の方から「Bed Bugでは?」という多数のご指摘。
最近海外で増えているとニュースの記事も送っていただきました。(日々ネットニュースは見ていたけど、昨日まで知りませんでした。。)
色々と調べてみたところ夜寝苦しいほどの痒さといい、刺された後の腫れ方、朝起きたら虫刺されが増えている、という症状と経緯がまさにそのもの。
部屋の調査
すぐにお部屋の調査をしますと言われて、お部屋のベッドを確認。
マットレスや周辺を細かくチェック。
が、見当たらないと。
(私も一緒に探したけど見当たらない…)
とはいえ、私だけでなく家族も同じ症状なので、確信を持ってよく確認してほしいと伝えて、Pest Control(害虫駆除)チームに詳しく見てもらうことに。
結果、約30分後、ついに…
ベッドバグ発見。
医務室(メディカル)で診察
私はひと足先にメディカルへ行き診察をしてもらおうとしたら、まずはPest Controlの結果を待ってから診察しましょうと言われたので、私だけ待機室に残り、家族は夕食へ。
しばらくしてPest Controlから医務室に「部屋でBed Bugが発見された」と連絡がきてからは全てが急ピッチ!
まずは、家族を呼んで全員で診察。
原因はわかっているので、診察といっても簡単に体温や血圧を測るのみで、必要な書類を書いて、薬を処方されました。
その場で塗るようにと渡されたこの薬がまず素晴らしかった!
サラサラの白い液体なんだけど、少量を手で塗るだけで痒みがスーッと抜けました。
客室の移動
診察をしている間に、別のお部屋を用意いただきました。
子供たちは新しい部屋に喜び、私たちは取り急ぎ必要なものの準備をしたり、その検査を受けたりと大忙し。
元々のお部屋にあるものは、スーツケースの中から全ての持ち物を細かくPest Controlにチェックしてもらい、洋服は全てクリーニングしてもらうことに。
こうして慌しい一夜が終わり。
家族がぐっすり眠る中、私はトラウマもありあまり寝付けなかったのですが、寝てからは朝までしっかり寝られました。
今回処方された薬、費用
・痒み止めの液体塗り薬2本
・子供用の飲み薬
・大人用のタブレット薬
そして、診察費用や薬、クリーニングなどは全てクルーズが負担し、請求はありませんでした。
(通常メディカルは診察のみで$100〜)
ホテルなどでそれらしき症状が出た際にはすぐにホテルに伝えることをおすすめします。
経過
今家族でかゆみの症状があるのは私だけなのですが、薬のおかげで少し症状も良くなりました。
それでも、大事にならなくてよかった。
残りもこのままあのベッドで過ごしていたらと思うとゾッとする。。。
また、不幸中の幸いは、あくまで虫刺されなので、他の人に移ったりするものではないので、行動制限もなく、通常通りの生活ができること。
(今日から4日間終着地までずっとクルーズ移動)
留意点、予防策
最後に一つ誤解を招きたくないのは、
このベッドバグは
どんな清潔な場所でも発生しうるということ。
お部屋の清潔感に関わらず、どんな高級ホテルや旅館でも十分に可能性はあります。
実際、私たちが滞在しているクルーズのお部屋も、毎日朝夕2回しっかり清掃していただいたおかげで、とても清潔な状態に保たれていました。
今回の詳細レポートはこれからもらえると思うので今の時点で細かい原因や経緯などは分かりませんが、シーツを剥がしてマットレスを隅々まで確認しても目視では見つかりませんでした。
とはいえ、目視で黒い斑点や虫をすぐに確認できることもあるそうなので、ホテルでもしっかりベッドやカーペット、床、壁を確認するのが大事だそう。
特に暗くて狭い場所(ベッドの間、マットレスの間、家具の隙間、カーペットの隙間など)は要注意。
本体は5〜8mmくらいなので目視でみれるし、
黒い斑点があればフンの可能性も。
また、Bed Bugは水や明かり、熱に弱いので、
☑︎お部屋に入ったらまず荷物をウェットスペースに置いてから部屋をチェックする
☑︎床やカーペットに直接カバンを置かない、壁から離し、スーツケースは開けっぱなしにしない。
☑︎怪しいと感じたら、電気をつけたまま寝る
☑︎持ち帰らないためにも、荷造りの際にも明るいところでしっかりチェックする
☑︎衣類は温水で洗濯し、高温で乾燥する
これから旅行に行かれる方、これまで同じような痒みを感じた方はチェックしてみてください。
※虫の写真があるので閲覧注意でお願いします。
改めて、今回ご指摘いただいた皆様、本当にありがとうございます。
またご心配の声も沢山、ありがとうございます。
私たちの場合、虫刺されや痒みを感じるのに時差があり、👨🏻→👦🏻→👩🏻と順に症状が出たので、もし自分だけだったら蚊に噛まれたと薬で耐えてたかもしれないし、なにより皆さんからの迅速なご指摘のおかげで判明し早期対処することができました。
旅にトラブルはつきもの。
とはいえ、もうこれが最後であることを願いつつ、気をつけて参ります。
Remi