こんばんは
今週もお疲れ様でした。
今回は知人から借りたドキュメント映画がとても良かったのでご紹介。
現代芸術家として成功したヴィック・ムニーズが故郷ブラジルの、世界最大のごみ処理場から芸術を生み出し、その芸術が社会や人を変えていく、実話ドキュメント。
ゴミ処理場の人々と交流し、彼らの生活の場であるごみの山でその人々をモザイクで描いていくことを思いついたのです。
ごみ=不要、邪魔なもの ではなく、
リサイクル素材として利用する。
ごみの山での共同生活で支え合う人々、貧困に負け売春に走らずごみ処理場で働くことに誇りを持つ人々の表情を撮影し、特大のモザイクアートを作り上げていく。
作品が出来上がるまでの様子はとても神秘的です。
色を出しているのは、ゴミ山にあったペットボトルや便器、衣類など。
ごみのアート。
それらが、結果として世界的なオークションで莫大な額で競り落とされていく。
製作者ヴィックは、彼らを別世界に連れて行くことで人生を変えようとし、実際に一人一人の意識が変わっていく。
その機会を与え、売上全てをごみ処理場の人々に寄付したヴィックが、最後に言った言葉がとても印象的でした。
満たされてしまうより欲求がある方がいい。
少なくとも欲求があるなら意味のある人生を送っている証だ。
満たされたと感じた瞬間、別のことに意味を探さなければならない。
ヴィック自身は、この製作活動の成功で当初の目的を達成し、今は満たされて何も欲求がない、そう言って『別のこと』を探し求めていました。
本当に素敵な映画、ストーリーでした
そして満たされたと感じる今、私も『別のこと』を探したい思いが出てきました。
またちょうど元々興味のあった国際協力の分野でお誘いがあり、ある団体の活動に参加させてもらいました。
昨日もその打ち合わせへ。
JVC 日本国際協力ボランティアセンター
大学の先輩も多く在籍されていて、昨日は中東チームの会議に同席させてもらいました。
私は大学で英語を専攻していましたが、未知の世界を知りたいと思いアフリカゼミでアフリカの文化や課題について研究、現地調査してきました。
中東は私の未知の分野でしたが、イスラエルやパレスチナに実際に行った方々の、現地の生の話や実状を聞くほど興味が湧いてきました。
ここでもよくボランティアに興味あるとコメントを頂きますが、JVCではもちろん中東だけではなくアフリカや東南アジア、東北被災地など世界中を網羅していますので興味のある方はご参考ください
来週末12/7には中東のチャリティーパーティーが行われます
事前予約不要なのでご興味あれば是非
自分の欲求は何か、自分はどうしたいのか、たまに立ち止まって考えることは大事ですね。
長くなりましたが、最後に少しコメントにお答え。
>まつりさん、にゃあさん
職場の人間関係は社会生活で十分大事な要素ですよね。
こちらで思いを言葉にされたのも一歩、どんどんいろんな方に気持ちを吐き出し相談してみたら良いと思います。
にゃあさんの様な素敵な助言がもらえるかもしれないですし、話しているうちに自分が本当はどうしたいのか、相手が本当は何故怒っているのか、色んなことが徐々に見えてくることもあると思います。
仕事を続けるかどうかはもちろん本人次第だと思いますが、考え抜きやり切ったと自分で納得して職場を去れたら、働いた期間は関係ないと思います。
もちろん職場への影響を考慮することも必要ですが、にゃあさんのおっしゃるように、私も逃げではないと思います(^^)
>マフラさん
英語聞き取りはとにかく慣れが大事なので、私の場合は、好きな映画を何度も見て、最初は日本語字幕で、内容を理解したら英語字幕で、さらに字幕なしで目と耳で聞く、という順に見ているうちに自然に台詞やニュアンスがすっと頭に入るようになりました。スピーキングはとにかくモノマネのつもりで台詞を真似ること!でした。ご参考まで。
それでは良い週末を
xx,
Remi