おはようございます
遺伝子ライフプロモーターの江見です


ゴールデンウィークが明けましたが、皆さん5月病にはなっていませんでしょうか?

この時期は昔から精神的にちょっと落ち込み、少し経つとまた元通りになる方が多いようです。
しかし、場合によってはただの時期的なもので終わらず、うつ病に発展することもあるので、周りの方も配慮が必要です。

2011年7月には、厚生労働省は、精神疾患を今までのがん、脳卒中、心臓病、糖尿病と並ぶ「5大疾患」と位置づけ、重点対策が必要だと定めました。


それほど、今の日本では精神疾患が大変な問題になっています。

そこで、今回は、うつ症状と関連が深いセロトニンと遺伝子についてお伝えします。

セロトニンが増えすぎるとうつ症状を引き起こしやすいということが分かっています。

この余分なセロトニンを取り除く働きを持つ遺伝子があります。
細胞間の神経伝達の際に排出されたセロトニンを取り除き、セロトニン過多になることを防ぎます。

しかし、この遺伝子にはS型とL型の2種類があり、S型はセロトニンを取り除く働きがやや弱いとされています。

両親からひとつずつ遺伝子を受け継ぎますので、両方ともS型を受け継いだSS型と両方ともL型を受け継いだLL型、片方ずつ引き継いだ場合はSL型(LS型)となります。
受け継いだ遺伝子は一生変わることはありません

日本人ではS型を持つ方が多く、アメリカ人はL型を持つ方が多いと言われています。

つまり、遺伝子的にみると、日本人のほうがうつ症状を引き起こしやすいと言えるのです…

これを聞いてどう思いますか?

自分はどうなのか、生まれつき決まっているのか、不安になる方も多いのではないでしょうか。
しかし、S型であったからと言って、大きなショックを受ける必要はありません。

遺伝子は100%ではなく、S型を持ってもうつ症状を引き起こさない方もたくさんいるからです。

他にもこの遺伝子の特性として、L型は、攻撃的、楽観的。S型は安全性重視、規則正しいなどの傾向があると言われています。

どちらが良い、悪いではなく、自分の遺伝子を知った上で適切なライフスタイルを送ることが大切ではないでしょうか。

with23は、遺伝子を調べ、適切なライフスタイルをコーディネートします。
これからのアンチエイジング・セルフメディケーションは遺伝子から始まります。
詳しくは
こちらをご覧ください。