おはようございます。
遺伝子ライフプロモーターの江見です


昨日、コーヒー好きと関係のある遺伝子がある、とお話ししました。

今日はその遺伝子について書こうと思います。


コーヒー好きと関係がある遺伝子は「CYP1A2」「AHR」のふたつです。


ではこのふたつの遺伝子は、一体どんな遺伝子なのでしょうか。


CYP1A2
カフェインの代謝プロセスに関係する遺伝子です。

AHR
CYP1A2の働きを調整する遺伝子です。


何のことか分かりませんが、大切なことは、

『このふたつの遺伝子にはそれぞれ、

「カフェイン高消費タイプ」「カフェイン低消費タイプ」

のふたつのタイプがあり、私たち人間は生まれたときにどちらのタイプかが決まる。』

ということです。


そしてその遺伝子のタイプは死ぬまで一生変わることはありません



「カフェイン高消費タイプ」の方は、少ないカフェインでは頭がすっきりする、などの効果を期待することができませんのでつい飲みすぎてしまい、依存症になるかもしれません


「カフェイン低消費タイプ」の方は、少ないカフェインでも十分に効果が期待でき、満足してしまうので、病気予防という意味合いでは意識して大目に飲んだ方がいいかもしれません


このように、遺伝子のタイプにより、無意識にコーヒーを飲みすぎたり、飲まなすぎたりしてしまうのです。

そして、その無意識な生活習慣が必ずしも自分にとってプラスとは限らないのです。

からだが求めるままにコーヒーを飲んだり、生活を送るのではなく、自分の体質を知り、生活をコントロールすることが、美容・健康には欠かせません。

自分の体質を知る一番簡単で確実な方法が遺伝子を調べることです。

自分の遺伝子を知り、遺伝子に適した自分だけの生活を送る。

これが僕の目指す遺伝子ライフです。



オンライン医学誌「PLoS Genetics(遺伝学)」 を基に今回の記事を書きました。