Rememberのブログ Love & Harmony゚・:,。☆

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Renegade Member of Family of Light. Systems Buster. Available for altering systems of consciousness within the free-will universe. On call ! Yoga-Maya is a Cosmic illusion by which divisions seem to exist in the Oneness that is true Reality.

As above, so below. As within so without.
Your attitude, not your aptitude, will determine your altitude.

May you all realize that you are never alone, but always encompassed around and about by a host of those who love you, who seek to guard and guide you and to help and inspire you. And may you, as you unfold your own spirits, realize that you are being drawn closer to the greatest Spirit of all, becoming more in unison with his law.
- Silver Birch

Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.
- Albert Einstein

あのちゃんの初めての日本武道館コンサート『呪いをかけて、まぼろしをといて。』に行ってきました〜٩( ᐛ )و ‼︎

久しぶりに訪れた日本武道館


私があのちゃんを知ったのはメディアへの露出が増え始めた2022年頃。YouTubeやバラエティ番組でその言動に触れるにつれ、次第に気になる存在になりました。人間関係に苦しめられ、他人との会話やコミュニケーション能力まで奪われるほど深く傷つき、人生のどん底を経験した学生時代。その時培われた反骨心や強さの一方、傷つけられてこそ味わった人を思いやる気持ちや愛情の尊さ。その華奢な外見や幼く辿々しい話し方とは裏腹に、彼女の言動からはしっかりとした人生感が伝わってきます。周囲への忖度ばかりで自分軸を失う人間や〝あざと可愛い〟がウケる今の時代性にあって、誰にも媚びることなく自分の信念を貫きながら、自分と同じように傷つく人々に心を寄せる…そんなあのちゃんの生き方に次第に惹かれるようになりました。

あのちゃんの何気ない言動に人間的な魅力を感じます


音楽という入口からではなく、その生きざまに共感してFCにも入会。そんな私が初めて参戦したあのちゃんのライブは、今年の夏に六本木ヒルズアリーナで開催されたバラエティ番組「あのちゃんねる」の公開収録でした📺だから今回の日本武道館のライブは私にとっては初めてあのちゃんの音楽を体感する場になりました🎸期待と不安に胸を膨らませながら、残暑の残る暑い道のりを九段下へ向かいました🚶

初参加は真夏の六本木ヒルズアリーナでの公開収録


私が神と崇めるきゃりーぱみゅぱみゅや、楽曲や歌声に惹かれた大原櫻子など、推しのライブで何度も訪れた日本武道館。今まではアリーナ席ばかりで鑑賞してましたが今回は初めての2階席。入場列は正面入口をスルーしたはるか先でした。そこには開催時刻が迫る中この人数が全員入場できるのかと心配になるほど大勢のファンで溢れていました。チケットの予約が遅かったせいでしょうか、私の席は最後列から2列め。これまで武道館でこんなに天井に近い席まで昇り詰めたことはありませんでした。2階席と言いながら体感としては3階をこえて4階から見下ろしているような感覚でした。

溢れんばかり超満員の観客で埋め尽くされた日本武道館


これまで観覧した武道館ライブではステージはアリーナ北側の端に配置されてましたが、今回はなんとアリーナのど真ん中に円形ステージが設置され😳客席は360°ぐるりとステージを取り囲むように配置されていました。アリーナ、客席とも観客で埋め尽くされ、さらに2階席最後方の通路には立見席まで用意されていました。この日の日本武道館は天井に近い一番高いところから人が降って来るのではないかと心配になるほど大勢の観客でひしめいていました。

立見席まで用意された2階席


この日もう一つ驚いたのが開演中の注意事項を告げるアナウンス。「アーティストの言葉を遮るような大声での声援」や「光り物やライブグッズを使っての応援」もNG。これまで参加したライブでは観客がペンライトやタオルを振るのは当たり前の光景でした。隣の席の人が急に大声を出したりタオルを振り回すのは周囲の観客に迷惑ということなのでしょうか。久しぶりのライブに時代の移り変わりを感じました。

ライブでは振らないタオルもゲット‼︎


いよいよ開演!オープニングは大ヒット曲『ちゅ、多様性。』でスタート!ライブ中盤に観客がノってきたところでメジャーなこの曲で盛り上げてくるだろうという私のチープな予想は早くも挫かれましたが、のっけから会場のボルテージは爆上がり!私の席からステージは遠かったのですが、音響の迫力と観客の熱気、会場を包み込む久しぶりのライブの感覚に私のテンションも一気に上がりました。

Get get get on! Get get get on! Get on chu! 


初めてのあのちゃんの音楽ライブ。観客のノリはどういう感じなのかというのが参加前の関心事でした。さらにペンライトもタオルも使わずステージへの歓声も抑え気味のなか観客はどうやってライブを盛り上げるのでしょう。コアなファンの多いアリーナ席を観察してみると、彼らは曲に合わせて自由に手拍子したり身体を動かしたり縦ノリでジャンプしたり、画一的な動きは認められない自由な雰囲気の中、みな片手をステージの方向にリズミカルに降っていました。そうか、これがチームあのちゅーるたちのノリ方なのか🤔とすぐに真似しました。

初めて生で観たあのちゃんのステージ衣装

衣装チェンジして第2幕に現れたあのちゃんはアコースティックギターを抱えて登場。アルバムを聴く限りは、ノリがよくロックなイメージの激しい曲が多いのですが、実はあのちゃんはもともとシンガーソングライターで、元来〝ギタ女〟として弾き語りも上手いことを思い出しました。落ち着いた弾き語りの楽曲の間は観客たちは着席しておとなしく鑑賞していました。


アコギをしっかりと聴かせる場面も


この日面白かったMCが、今あのちゃんがハマっている夏に最適の〝冷んやり枕〟についてのトーク。芸能界の知り合いにとにかく勧めまくっているそうですが『芸能界には権力者へのいわゆる〝枕営業〟で地位を手にした人もいるかもしれないけど、ボクは芸能界で本当の枕(の)営業をやっています🤣』と爆笑を誘っていました。誰にも媚びず自分を信じて今日のこの超満員の武道館まで昇り詰めたあのちゃんには、権力者への枕営業なんて無縁です。

「命!」を大切に!


その後、再び衣装チェンジしスクールジャージ姿で現れたあのちゃんは、エンジン全開でハードな絶叫系の楽曲を続けざまに熱唱。空からはハート型の綺麗な紙吹雪が舞い落ちてきます。「呪いをかけて、まぼろしをといて。」と書かれたその紙吹雪の裏面には、これまでSNSであのちゃんに寄せられた数々のアンチからのコメントが書かれていました。人間生きている以上万人から愛されるわけではない〝ヘイトも傷もエンタメに全部書き換えてあげる〟…これまでの数々の辛酸からそんな哲学を見出したようなあのちゃんならではの演出です。スクールジャージは学生時代のあのちゃんの戦闘服だったのでしょうか…

SNSのアンチコメントまでも紙吹雪に変えるセンスと強さ


いろいろな想いでこの武道館の舞台まで漕ぎつけたあのちゃんは、全身全霊で20曲近いハードな楽曲を絶叫し尽くしました。最後は精魂尽き果てた様子で円形ステージのど真ん中に大の字で横たわるほど…今日のこの日のためにどれだけ準備し全力で取り組んできたかがひしひしと伝わってきました。歌詞の合間に天に向かって大声で叫ぶパフォーマンスを演じたあのちゃんを突き動かしていた大きなエネルギーの源については、アンコール後のMCで明らかになりました。


全力パフォーマンスで大の字


アンコールに応えて現れたあのちゃんのこの日最後のステージ衣装は、そのゆる〜いイメージとして定着したパジャマ姿。多くの外タレも立ったこの武道館のステージに今までパジャマで上がった人がいたでしょうか。そんなあのちゃんは最後のMCで今回の武道館に至るまでの特別な思いを話してくれました。かつて武道館に立ったことのある某アーチストから「あのちゃんが武道館にひとりで立つのは厳しいと思うよ」と言われたことがあったそうです。そんな何の根拠もない心ない言葉に傷つき悔しい思いをしたことや、これまであのちゃんを「普通じゃない」「変だ」とバカにし否定してきたアンチたちをいつか見返したい、自分がこれまで信念を持ってやってきた音楽を認めさせたい…そんな想いが結集したのがこの日の武道館のステージだった…

あのちゃんにとって特別な存在だった日本武道館


武道館での公演だけはより慎重に見極めていたのも、ライブが近づくにつれ日に日にナーバスになっていったのも、納得いくまで何度もリハーサルを繰り返したのも…それはこの日本武道館への尋常ならざる思い入れの裏返しでした。2階観覧席奥の通路まで立錐の余地もない12,000人の観客で埋め尽くし、そのド真ん中のステージに見事に〝ひとり〟で立ったのです。そんなあのちゃんをアンチたちからしっかりと守るかのように、360°全方位でとり囲んだ大勢のファンたち。あのちゃんは今にも溢れそうな涙を湛えた瞳で、声を震わせながら感謝の言葉を紡いでいました。そして、これからも続くであろうアンチとの闘いについて、力強く共に闘うファンたちにその決意を宣言していました。

もはやトレードマークとなったパジャマ姿

アンコールで初めて聴いた新曲『ミッドナイト全部大丈夫』。あのちゃんの優しさに包まれるような心地よさを感じながら、思わず身体を左右に揺らしながら聴き入っていました。あのちゃんのSNSにはアンチからのコメントだけではなく、心が折れそうになった若者たちからのSOSメッセージも多く届きます。そんな時にあのちゃんは、とにかく「生きてさえいれば必ず違う自分に出逢える」と励まします。今日の武道館公演を終始貫いていたのも、そんな優しさ溢れるあのちゃんからのメッセージでした…

手書き字幕も楽しい8面の大きなビジョンのおかげであのちゃんの表情もよく分かり2階席からも十分楽しめました


武道館公演のテーマ「呪いをかけて、まぼろしをといて。」は、あのちゃん自身や同じように生き方に悩むファンたちにかけられた邪悪な呪いを解き、共に新しい希望を見いだそうとする魂のメッセージでしょうか。絶叫系のハードな楽曲から伝わってくる反骨心や復讐心といったノイズが昇華されたその奥にある、新曲『ミッドナイト全部大丈夫』のようなあのちゃんの優しい魂の願いが伝わってくる、本当に素敵な心揺さぶられる武道館ライブでした゚・:,。☆


[セットリスト]

-第1幕- 骨の翼レッドドレス

ちゅ、多様性。

許婚っきゅん

F Wonderful World

Bubble Me Face

スマイルあげない

愛してる、なんてね。

涙くん、今日もおはようっ

-第2幕- キラふわワンピ+ スクールデスク

SWEETSIDE SUICIDE〜アコギ弾き語りver.

ハッピーラッキーチャッピー

YOU&愛Heaven

AIDA

-第3幕- ブルースクールジャージ+ アンチコメ紙吹雪

デリート

普変

猫吐極楽音頭

骨バキ☆ゆうぐれダイアリー

絶対小悪魔コーデ

ロり口っきゅんロぼ♡

絶絶絶絶対聖域

〜アンコール〜 スクェアチェックパジャマ

ミッドナイト全部大丈夫

Past die Future


あのちゃんの〝自慢の人たち〟の一員になれたかな〜?



あのちゃんらしからぬ深々お辞儀がまた胸熱でした…


新曲「ミッドナイト全部大丈夫」Midnight, Everything's Alright

2025/12/24発売の初の書き下ろしエッセイにも期待