心とはなんだろう?
心は私たちの行動や経験を決定するのだろうか?
その働きは、自分自身がつくり出したり持続させたりしているのだろうか?
意識とはなんだろうか?
自分自身の内に向かい、探し、理解し、あるいはもしや、心を制御することができるのだろうか。
・・・これが、古代の科学、ラージャヨーガの主題である。
「インテグラル・ヨーガ」より
心=私ではない。
心は映し出すもの。
鏡である。
心が波立っていれば、映し出されるものも波立って見える。
ある意味、様々な現象(出来事)が起こるからこそ、鏡に映し出される私が見えるのかもしれない。
しかし、それは本当の私の姿ではない。
心があらゆる思考形成を止める時、心の作用を止滅する時、静かな湖面のように澄んで、そこに本当の自分が映る。