最近、また読み始めています。
風邪は自然の健康法であると著書は言う。
風邪は治すべきものではない。経過するのものである。自然な経過を乱しさえしなければ、体の偏りを修復できる。
なるほどまさにそのとおりだと思います。
ホメオパシー的身体のとらえ方と同じです。
日本人は特に風邪や偏頭痛、月経痛など日常的に薬を多用しています。
早くその苦しみから解放されるためでしょうか。会社や学校を休めない。仕事や家事に支障がでるというのもありますね。
症状を抑圧すると言うことは、鳴り響くアラームを取り外してしまうことです。
表面上は問題は消えますが、根本原因は何ひとつ解消していません。
とらこ先生は「鼻水も咳きも痰も、用事があって出てるんだよ。それを抑圧してはいけない」とよく言います。
ちょっと難しいですが、症状=病気ではないのです。
つまり、症状を消し去った(抑圧)からといって、内的に起こっている病気は解消したことにはならないのです。
反対に、その都度抑圧せずに流していくと、症状は複雑にならずに、スムーズに経過していきますそして体はより健康になります。
そのためには、体を正し、生活を改め、ホメオパシー的には同種のレメディーを使うことです。
同種のレメディーは病気のフォースによって歪められたバイタルフォース(生命エネルギー)に刺激を与え、自己治癒力を活性化します。
症状の自然消滅(一時的に症状が消える)にくらべ、ホメオパシーで治療することは、根本治療に繋がります。