ネタの宝庫だった手術と入院生活 | 食事制限・筋トレなしで女性らしい美ボディを叶える秘訣 南智芳

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女性らしい曲線美ボディを作る方法をお伝えしています。ハリのあるお肌・シャープなフェイスライン・細く長い首・くびれのあるウエスト・引き締まったお尻・スラリとした美脚に。

美しく幸せなあなたへ



2年前の今日は人生初の手術の日でした。


頭痛がずっと続いたことで検査をしたら
脳に影が映っているから入院してくださいと。


そこからしばらく病気が特定出来ずで。


そのために脳の一部から病変を採取して
調べるための脳生検を受けることになって。


入院してから
すでに2週間以上経過していたので
早く退院して子供たちの元に帰りたかったし

頭痛と微熱が続く日々や
日に日に体の力が抜けていく毎日に
終止符を打ちたくてこの手術を決めました。


元々が後先考えられない性分なのと

もうすでに脳がヤラれ
思考がちゃんと働かなかったので
深く考えることなく決めたのですが。


直前に担当医の先生から手術の説明や
手順を聞いた時

ヤバイ手術なんだ。。。と
目眩で卒倒しそうになって

その時乗っていた車椅子が
リクライニング式だったので
あお向けで寝て聞いていました、笑


一緒に聞いてくれていた彼にも後で

『よく決めたなあって思ったよ

自分だったら治療の効果が低くなっても
そんな怖い手術より治療を頼むよ』って
言われました。



せっかちな私はとにかく一分一秒でも早く
病気を特定して治療をして欲しかったし
子供たちの元に帰りたかったのでした。


そして迎えた手術の当日。


なのに朝にリハビリの先生が
『今日はどうしますか?』
と病室に入ってきたので

さっさとこの場から去れ
それどころじゃないから察しろ、と
無言の表情で返しました。


まあ先生も仕事だったから
仕方なかったのでしょうが。


その後は朝から検査のオンパレードで。


心肺機能の検査の時
息を吐くのが弱すぎて数値が計れないから
『もっと履いてください』
と何度も言われ

『座ってるだけで大変だから
吐けないって言ってるでしょうが』と
低音ボイスで返しました。

午前中は検査と怒りのオンパレードでした、笑


そしてたくさんの検査から解放され
病室に戻るとなんと姉が来てくれていました。


姉とは小さい時から仲が良くなく
大人になってお互い子供ができようやく
普通に話せるくらいになった関係で。


中学の時同じバレー部にいたので
練習中にサーブを狙ってこられたり
いろいろ怖い思いをさせてくれた姉、笑


手術室へ向かう
専用のエレベーターに乗る時

もうベッドに横たわりながら
子供達と母、そして彼
来てくれたことにびっくりした姉に
見送ってもらって向かいました。


手術が長引いて終わるのが遅い時間に
なったそうでしたが。


麻酔から目を覚ますのを
深夜まで待っていてくれた彼。

記憶がなかったので翌日に
先生や看護師さんから教えてもらいました。


しばらくはHCLで過ごし
高熱でとにかく暑かったのと
幻覚のようなものまで見てました、笑


数日して脳生検の結果
脳の炎症だったことが特定できて
一気に治療が進んでいきました。


多量にステロイドを投与したので
不眠と悪夢にうなされながらも
でも帰れることの方が嬉しかったのでした。


結局病気は
脳の炎症ということが分かったけど
病名は特定できないとのことでした。


自己免疫疾患である脳の病気の
多発性硬化症や視神経脊髄炎と
似ているけど全てが一致していないので
特定はできないのだと。


結局分かったのは
MOG抗体が陽性だったとのことで
これもまだ発見されて間もないし
症例もすごく少ないので
手探りで治療をしていくしかないと。


後に抗体検査だったら
脳を取らなくても分かったんじゃないか
とも思いましたが、笑


そしてなんでもっと分かりやすい病気を
選ばなかったんだ、とも
自分に対して思ってました。


もしかしたら私がこの病気から回復したら
今後この病気になった人を
救う手助けになるのかも

そんなことを考えたりしていました。


でもしばらくして
私は人と同じであることを
こよなく嫌う性分だったことを思い出し。


全て自分で決めてきているのだから
この病気も私が選んできたことだって
納得がいきました。


この病気になったことへの意味や理由を
探そうとしていたけど

ただ自分が選んだだけだった

人と同じ病気に罹りたくなかっただけ

そこには何の意味も理由もない、以上。

でした、笑


私以外にも脳の病気で入院している人も
多い病棟だったので

脳が腫れすぎて
目が飛び出てくると言っている人や


手術3回目の時は麻酔が途中で切れて
めちゃくちゃ痛かったと話す
頭皮にホッチキスが見えているおじいさんや
(私の時は髪は剃られなかったけど
おじいさんだったから剃られたのかな。。)


食事をしている手術から数日のおじいさんに
看護師長さんが

この人にヘッドギア付けたげて
頭蓋骨無いのに転倒したらどうすんのー

と大きな声で
看護師さん呼び掛けていたり。


ちょっと私はこの程度で良かった、と
思わせてくれるハードケースな方も
沢山いました。。。


それ以外にも色んなことがあって
入院中はもうネタの宝庫でした。


まだまだあるのですが、それはまた。笑


病気・手術・入院生活は
深く自分と向き合う機会で
自分を取り戻すきっかけになりました。


その後の今に辿り着く2年間を掛けて。


そしてまだこれからも続いていくのですが。


でも全て自分が決めてきた
人生のシナリオ通りに進んでいたこと。

だからどんなに嫌なことや辛いことも
自分で決めたシナリオをただただ
順調に歩んでいるということ。


それは自分の好みに合わせて選んできた
自分だけ人生のシナリオです。


多分私は抹茶

それも私が選んだのは
濃ーい抹茶のような人生。


薄い抹茶なんて美味しくないし味気ない。

そして飲んだ気がしない、笑



その好みも人それぞれですが
お茶やコーヒーも濃い目が私は好みで
でも濃過ぎてむせることもありますが。。


適度な濃さに加減しながら
でも濃いめの抹茶のような人生を
私は進んでいきたいのです。



どんな時もあなたがあなただけの輝きを
取り戻すことを応援しています。


今日もありがとう。


南 智芳


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