真価とスタンス | 布ナプキン専門店 REMEDYGARDEN ママ社長 ☆田上玲子ブログ

布ナプキン専門店 REMEDYGARDEN ママ社長 ☆田上玲子ブログ

REMEDYGARDEN代表 田上玲子オフィシャルブログ

おはようございます


昨晩から東京です~


新幹線を降りたら、すっごいあったかい~おとといは東京、雪だったと聞いていたから何を着て行こうか迷ってたけど、ムートンコートなんか着てこなくて良かったよ~そうそう、実は文具オタクの私。


最近はどこにでも持ち歩いているモレスキンの特大スケジュールノート。


重いし、大きいのだけど、とってもお気に入りです~。





でね、やっぱり私は物を選ぶ基準って、実用性とかではなく心ときめくかどうか、それに限ります。


便利だから、とか、コンパクトだから、とかに全然惹かれない。


布ナプキンを私が使うのは、そういったことも関係します。


だから紙ナプキンの便利さというものには心動かされないのですよ。


自分が欲しいと思う、理想のナプキンをとことんこだわって作ったのも同じ。


女性が自分の体の為に使う物を、大切に使いたいと思える価値あるものにしたかった。


たかが布ナプキン、では無いのです。


モノづくりを通して、私が守りたい事は、私の想い、理想をひたすら形にしていくことです。


他のどんな事が軸になっても、私自身はもちろん、お客様にとっても満足行くものはできないと思っているからです。


自社の縫製スタッフの効率化をはかる為に、専門の縫製指導の方にいらして頂いた事もありますし、縫製工場に依頼のご相談をさせて頂いた事もあります。


また、ワコールなどの大手の会社さんで長いこと指導されていた方などにいらしていただいたこともあります。。


そんな中で、私の縫製の仕上がりの基準が厳しすぎる、というご意見や、こんな大変な作りをしなくても良いのではないか?


もっと早く、簡単にできる方法に変えたほうがいいのでは?というご意見もたくさんいただきました。


もちろん品質を維持したまま効率化をはかる事は追求していますが、どこか一つでも妥協しなくてはいけないなら、それは選択に及びません。


作る側が楽な方を選んでしまったら、そこに真価は見えなくなってしまう気がします。


もちろん、縫製に長いこと携わっていた方々のご意見は、普通であれば取り入れていくだろう、とも考えます。


お客様にとっては、私のこだわりを多少簡略化したところで、そんなに大差は無いよ、と言われましたし。


でも、私自身が作り手の魂なり心意気なりを感じれるものにしか魅力を感じないので、きっとこれからも、このスタンスは変わらないと思います[みんな:13]


今いるスタッフも、みんな、自分達が作ったものに誇りを持っています。


大量生産、安易な選択、簡略化、そういったことの中では見えてこない充実感や達成感を感じれる仕事には、必ずもっと素晴らしいステージへの種があるものです。


レメディガーデンという庭で、これからも私達は常に新しい種を育て花を咲かせていきたいと思っています。


うまく咲かない花も時々はあるかもしれませんが、それもまた、きれいに咲かせる為の学びになるはずです。誰もが自分の庭で、きれいな花咲かせる種を持っています。


あとは種を蒔き、水を根気強く与え、世話をしていくのは自分自身。


ということで、皆様に今日も新しい花の芽が見えますように