最近ずっと激しく雨が降ったり晴天になったりと、安定しない天気です。
各地でも大雨になっている様子。皆さんの地域はどうでしょうか?ぜひお気をつけください。
さて、昨日はLGBTQ勉強会に参加しました。
久しぶりにプライベートで多くの人たちが集まる場に身をおいたのですが、
まず集まった人たちとの出会いと交流がとても楽しかったです。
いろんな人たちと意見交換することでとても気づきが多いですし、なによりエンパワメントされます。
さらに今回はそういうことに関心がある、学びたいと思っている方ばかりだったので、
他者や自分を理解しようとする姿勢のある皆さんに囲まれ、
心理的安全性が確保されていた場だと個人的には感じられたのも大きかったと思います。
講師の方から「『知る』とは傷つきをともなうことがある」という話がありました。
確かにそうだなと。
今回もそうだし、DVやジェンダーの講座もそうなんですが、
「知る」ことによっていかに自分が差別していたり誰かを傷つけてきたかに、
気づいてしまう、知ってしまう。
そんな自分にとてもショックを感じますし、苦しくなるし、なんなら言い訳を探したくなるのですよね・・・。
私はそういう意味で「知る」って傷つくことがあるなと思います。
でも「知らない」でい続けて、誰かを傷つけ続けることの方がもっと怖い・・・とも思うんです。
今回の講座のなかでは「LGBT理解増進法」についても触れられており非常に学びが多かったです。
私も帰って再度法律の全文を読みました。
やはり最後にとってつけられたような下記の部分↓
”(措置の実施等に当たっての留意)
第十二条 この法律に定める措置の実施等に当たっては、性的指向又はジェンダーアイデンティティにかかわらず、全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意するものとする。この場合において、政府は、その運用に必要な指針を策定するものとする。”
・・・「全ての国民が安心して生活することができることとなるよう・・・」
ここすごく不自然だと思いました。
LGBTがまるで安全を脅かすもののように書かれ、非常に不快。
安全を脅かす・・・?
たとえば、からだが男性の方が「私は女性だ」と言って女風呂に入ったり、女性トイレに入ったりすることなどは、
LGBTQとはまったく別の話です。
トイレや公衆浴場は誰にとっても安全であるべきで、
それらの問題は特に女性の安全が十分に守られていない現状があるという
性暴力被害への支援や性暴力を防ぐための法整備の問題の話だと思います。
もしそんなことを懸念してそんな文章を入れたならば逆に誤解や差別や偏見を招くのではと・・・。
そのほかにも
・差別禁止規定がないので具体的な被害を解決できないとか、
・『家庭や地域住民の協力』が明記され、学校教育が制限される可能性があったりとか・・・
改めて学び、再度自分で考え、整理できる機会をいただけたことはとてもよかったと思います。
Endneさんとても興味深い講座をありがとうございました!!
ちなみにEndneさんはLGBTQの企業研修や、
就労移行支援事業所・就労継続支援A型事業所・就労継続支援B型事業所などの福祉機関のスキルアップを図る就労コンサルティング、
さらにはLGBTQ当事者の方の個別相談や発達障がいグレーゾーンの方のご相談など、
幅広く対応されています。
EndneさんHP↓
https://endne.jimdosite.com/
今日も読んでくださりありがとうございます。