私はデートDVの言葉を日本に広めた山口さんの団体アウェアにて、DV加害者がどのように相手をコントロールしていくかについて、これまで学び続けてきました。
加害者は巧妙にコントロールし、被害者の自信を奪い、精神的に苦しめます。
たとえば、「いじめやハラスメントにあった」と言ったら、大抵の人は「無視されたの?」「どんないやなことされたの?」となるのに、
「DVされた」と言うと、「殴られたの?」「蹴られたの?」となる。
DVは殴る・蹴るなどの"身体的暴力"だけではなく、そのほとんどが"精神的暴力"です。
もっとDVを多くの方に知ってほしいと思っています。
来年度はDV防止法が改正され精神的暴力も被害者の保護命令の対象となります。
私が活動している大分県の「令和4年度男女共同参画社会づくりのための意識調査」では、
"配偶者または交際相手からDVの被害経験がある"
と答えたのは、
全体で37.6%、
(女性 46.6%)
(男性 24.5%) です。
DVやデートDVは、それだけ身近な人権侵害であり犯罪です。
皆さんや皆さんのまわりの人たちはDVの当事者になっていませんか?
以下アウェアからお知らせがまわってきましたので、シェアさせていただきます。
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NHKのEテレの番組「ハートネットTV 特集 精神的DV」が来週10/9と10/10に放映されます。
アウェアも、山口代表が第2回(10/10放映)のインタビュー取材に協力しました。
アウェアの加害者プログラムに参加していた男性も取材をうけました。ぜひご覧ください。
ハートネットTV 特集 精神的DV
第1回 証言・私は支配されていた
2023年10月9日(月) 午後8時00分 〜 午後8時30分
第2回 被害を減らすために~支援と対策~
2023年10月10日(火) 午後8時00分 〜 午後8時30分
今日も読んでくださりありがとうございます。