おはようございます。



今週は最強寒波がくるとのこと。



くれぐれも無理せず安全にお過ごしください。



最近は悲しいニュースが多く、DV未然防止教育の必要性をとても感じています。



先日のストーカー殺人の事件については、被害者の方が何度も警察に相談し、接近禁止命令を加害者に出していたにも関わらず起きてしまった。



日本の現状の被害者支援策では限界だということだと思います。



デートDV防止講座でもお伝えをしていますが、(交際相手に対する暴力をデートDVと言います)



ストーカーはデートDVのなかで多く起こっている暴力の一つです。



そもそもDVやデートDVというのは「親密な相手」への暴力。



そこには対等で相手を尊重する関係ではなく、



自分の言うことを聞いて当たり前、思いどおりになって当たり前という、加害者からすれば自分が上で相手が下という関係で、



自分より社会的立場や力が弱いと思う人に暴力が向かいます。



警察が被害者を守ろうと警告を出してもその加害者の怒り怨恨は警察ではなく、結局被害者に向かう。



当然接近禁止命令を出せば、つきまといがおさまることが多いですが、



それでも辞めない加害者には、徹底的な加害者対策をしければ本当に被害者は命の危険、恐怖から守られない。



自分の人生をずっと加害者に支配され続ける。



加害者プログラムなどの法的に強制すること、加害者側の管理、そしてストーカーを未然に防止するためのデートDV防止教育を義務化していくことが、この社会には必要だと思います。



加害を徹底的に許さないという社会の姿勢が加害者を作らない、被害者を作らない社会になると思います。



被害に遭われた方には心からご冥福をお祈り申し上げます。



今日も読んでいただきありがとうございます。