おはようございます。
こちら大分県は本日も晴天。
昨日は一気に温度が下がり、寒い一日でした。
体調に不調が出やすい時期ですので、無理せず身体と向き合いましょう。
本日はジェンダーについて。
「ジェンダー」とは社会的な性差のことを言います。
社会的に決められた男性役割、女性役割。
あなたの思う「男らしさ」「女らしさ」です。
DV(モラハラ)はジェンダーベイスドバイオレンス=ジェンダーに基づいた暴力と言われています。
DVは
1.力と支配
2.暴力容認
3.ジェンダーのしばり(ジェンダーバイアス)
の3つで成り立っています。
「力と支配」は、相手を「支配する」ために「力」を使います。
加害者は、相手を自分の思い通りに動かすために暴力や暴言、それ以外にも無視や相手に責任転嫁、物に当たったり、時には子どもを味方につけたり、あなたから子ども友人家族を引き離したりして、自分の思い通りにしようとします。
「支配すること」が目的で、それに暴力などの手段「力」を使うのです。
これがDVです。
DV=単なる暴力ではありません。
そして「暴力容認」。
加害者は、家族だから、信頼関係があるから、お前がそうさせた、これぐらいで色々言うな、これはしつけだ、愛情だ等色々理由付けして暴力を肯定します。
あらゆる理由や条件をつけて「暴力」を許容するのですね。
残念ながら児童虐待がある家庭のほとんどにDVが存在します。
加害者の言い分は
「これはしつけだ」
「言うことをきかないからやった」
「悪いことをしたから罰を与えた」
など。
暴力は家族でも他人でも許されることではありません。
理由があるからしてもいいはずがありません。
回数が1回だからOKもありません。
暴力は条件付きで許されることは間違っています。
暴力以外の解決方法はいくらでもあります。
3つ目は「ジェンダーのしばり(ジェンダーバイアス)」です。
全ての人が生まれてから「ジェンダー」のシャワーを浴びています。
「父親は大黒柱」「男が世帯主」「男は泣くな」「男はリーダーシップがなくては」・・・
「母親は家事育児」「女は嫁に行く」「女性は謙虚でなければ」「女性は常に美しく」「女は料理が上手にならなければ」・・・
そういった自分のジェンダーの価値観を相手に押し付けるときにDVが発生します。
加害者は自分の「ジェンダー」の枠から外れる相手に対し、暴力や暴言等を使い相手をその枠に入れようとします。
そのときにDVが発生します。
社会の「女らしさ」ではなく「あなたらしさ」を大切に持つべきです。
一人一人異なる人間で、個性があり価値観も違う。
それを尊重することで「対等・平等」な関係性を築くことができます。
それができている関係性が安心・安全な場所です。
その環境が日本の家庭であってほしいと願っています。
今日もお読みいただきありがとうございます。